ヴェネチアの中心、サン・マルコ広場の横に佇むのが、9世紀にヴェネチア商人がエジプトから盗み出した聖マルコの遺体を収めるために建てられたサン・マルコ寺院です。
ヴェネチア観光で絶対に外せない見学スポットの一つになっています。
サン・マルコ寺院への入場は無料で誰でも見学することが可能です。(一部有料ゾーンあり)
そのため、ハイシーズンは特に観光客が押し寄せ、入場するには長蛇の列に並ばなければいけません。
しかし、ヨーロッパ旅行(周遊型)は特に時間との勝負といっても過言ではありません。
そこで、ヴェネチアのサン・マルコ寺院に並ばずに入場するための事前予約の方法・公式サイトからの予約手順(画像付き)を詳しく解説していきます。
もくじ
サン・マルコ寺院の基本情報
基本情報
Basilica di San Marco
【所在地】
San Marco, 328, 30124 Venezia
【営業時間】
9:30 – 17:15(日祝 14:00~)最終16:45
入場料金
サン・マルコ寺院 無料(予約料3€)
パラ・ドーロ 2€
宝物館 3€
博物館 5€
その他、年齢による割引など料金詳細はこちらから確認できます。
アクセス
「サンタ・ルチア」駅から水上バスで「Rialto」駅下船徒歩6分
「サンタ・ルチア」駅から水上バスで「S.Marco(Giardinetti)DX」駅下船徒歩4分
どちらも所要時間は30分~40分です。
「サンタ・ルチア」駅から徒歩でも30分ほどでアクセス可能です。
水上バスヴァポレットによるカナル・グランデの旅はとてもオススメなので、滞在日数分のヴァポレット乗車券を購入している場合はぜひヴァポレットでアクセスしてみてください。
サン・マルコ寺院見学時の注意点
サン・マルコ寺院の見学は、他の美術館などの施設と異なり、服装や荷物に気を付ける必要があります。
ここからは、サン・マルコ寺院見学時の3つの注意点をお伝えします。
服装について
サン・マルコ寺院見学の際は、服装に注意が必要です。
- ノースリーブ
- 短パン
- ミニスカート
など、肌が露出している服装は避けるようにしましょう。
入口付近では服装のチェックがあり、肌の露出が多い場合は入場を拒否される場合もあります。
また、サン・マルコ寺院内部では帽子は脱ぐのがマナーです。
荷物について
荷物についても、リュックなどの大型荷物は入場を拒否される場合があります。
小さめのショルダーバッグやウェストポーチ、ポシェットなど小さめの荷物1つにまとめるようにしましょう。
どうしても大型の荷物を持つ必要がある場合は、サン・マルコ寺院から徒歩数分の場所に荷物の保管所があるので、そこに荷物を預けるようにしてください。
荷物は無料で預けることができます。
写真撮影について
サン・マルコ寺院内部は写真撮影は禁止されています。
2階のバルコニーのみ撮影が可能となっています。
2階のバルコニーからはサン・マルコ広場が見渡せるので、ぜひバルコニーまで上って撮影してみてください。
サン・マルコ寺院の事前予約方法
サン・マルコ寺院の入場自体は無料で誰でも見学できるようになっています。
しかし、事前に予約(有料)をしておけば行列に並ぶことなく入場も可能です。
サン・マルコ寺院の事前予約の方法は
- 公式サイトから予約
- ツアー会社から予約
の2つの方法があります。
この後でそれぞれの予約方法について詳しく解説していますので、自分に合った予約&購入方法でチケットを取得するようにしてください!
公式サイトから予約
サン・マルコ寺院公式サイトからの事前予約はこちらから可能です(英語)
予約手数料は一人3€(6歳以下は無料)です。
入場自体は無料のため、わざわざお金を払って入場したくない!という人もいると思いますが、待ち時間を短縮したいのであれば事前予約をオススメします。
特に6~9月は一年の中でも特別混雑していて、更にこの時期のヨーロッパは30度半ばまで気温があがることもあります。
サン・マルコ寺院の入場待ちの列は屋根などなく直射日光を浴びながらの待ち時間になりますので、小さなお子さんがいる方は特に可能であれば事前予約をするようにしましょう。
折角のヨーロッパ旅行、熱中症などになってしまったら大変です。
公式サイトからの事前予約手順
サン・マルコ寺院公式サイトからの事前予約はこちらから可能です(英語)
それでは、サン・マルコ寺院の公式サイトからの事前予約手順を画像付きで説明していきます。
まずは公式サイトへ行くと以下の画面になるので、「BOOKING」を選択します。
イタリア語になっている場合は、右上の言語切り替えボタンで英語への切り替えが可能です。

次に、予約の説明画面になるので赤枠の「St. Mark’s Basilica tickets」をクリックしてください。
ちなみに、鐘楼の事前予約をする場合は青字「St. Mark’s Bell Tower tickets」から予約が可能です。

ここでは、個人の予約なので「INDIVIDUALI」を選択します。
ここで、イタリア語に自然に切り替わってしまう場合があるので、その場合は再度右上の言語切り替えボタンで英語表示に切り替えなおしてください。

次に、予約日時・人数を入力していきます。
ここでは2019年8月6日を選択してみます。

予約日時・人数を入力したら、「ADD TO CART」をクリックしてください。
以下の画面が出てきたら「PROCEED TO CHECKOUT」で先へ進みます。
鐘楼の事前予約も同時にする場合は、画像真ん中下あたりの「BOOK」から予約できます。

予約内容の確認画面が出てきます。
人数、日時、合計金額を確認し、問題ない場合は「PROCEED(Input data)」をクリックしてください。

ここから、個人情報を入力していきます。
「*」のあるものはすべて入力必須です。

【Invoice details】は、「Individual」を選択すると、下に詳細な入力フォームが出てきます。

最後に、プライバシーポリシーなどに同意のチェックをいれます。

すべて入力が完了したら、右下の「make a payment」にすすみます。

ここでクレジットカード情報を入力していきます。
利用可能なカードはVISAとMaster Cardの2種類です。

すべて入力が完了したら「OK」を押すと支払が完了します。
支払い完了後、先ほど入力したメールアドレスに予約完了のメールが届きます。
そのメールに予約証明書のPDFが添付されているので、当日は紙に印刷して持参するようにしましょう。
予約証明書は支払い完了画面からもダウンロードできます。
サン・マルコ寺院入場を含むツアーを予約
サン・マルコ寺院入場が含まれているオプショナルツアーに参加するという方法もあります。
KKdayでは、日本語で入場チケットが購入できます。
>>サンマルコ修道院 入場チケット予約(イタリア ヴェネツィア)
また、ゴンドラ遊覧・サンマルコ寺院・ドゥカーレ宮殿が半日で楽しめる日本語ガイド付きツアーもあります。
>>日本語ガイドと巡るベネチア半日観光 ゴンドラ遊覧+サンマルコ寺院+ドゥカーレ宮殿 by みゅう(イタリア )
その他、KKdayではゴンドラ乗車体験やブラーノ島・ムラーノ島観光ツアーなどお得な半日・一日観光ツアーが多数用意されています。
料金・ツアー内容を比較して、自分にあったツアーを探してみてください。
まとめ:イタリア周遊なら事前予約は必須
イタリア周遊なら各施設の入場チケット事前予約は必須です。
まだチケットの事前予約が済んでない方はこちらの記事も参考にしてみてください。
>>ミラノでレオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』を見学する
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