7つのスリ被害実体験から読み解く世界のスリ犯行手口と対策|置き引きも注意!

スリ犯罪

ドイツで生活を始めてから旅行に行く機会が格段に増えました。

更に、まだ渡独後1年経ってないにも関わらず、私は既に二度もスリの被害に遭っています。

 

その被害額、なんと合計400€!!!+盗られたお財布代

 

失ったものが戻ってくることは日本以外では基本的にはあり得ません。

現金はもちろん、お気に入りだったお財布も二度と戻ってきません。

 

そんな経験から、少しでも同じような被害に遭う人を減らしたいと、防犯についてよく考えるようになりました。

そこで、今回は私の実体験含め7つのスリ被害経験談を集め、スリの犯行手口の傾向と今からできる防犯対策をまとめてみました。

記事の後半では、スリ被害だけでなく、知人に聞いた置き引き被害についてもいくつか取り上げています。

 

各参考リンクからは実際の経験談を読むことができるので、どんな状況で被害に遭ったのか想像し、自分が同じ状況になったらどうするか?どうすればその状況を回避できるか?をイメージしながら読んでみてください!


実体験から読み解くスリの犯行手口

 

それでは、実際にスリ・ひったくりなどの軽犯罪の被害にあった方の経験談をもとに、どんな犯行手口なのかを見ていきたいと思います。

※参考リンクを外してほしいなどのご要望がありましたら、お問い合わせよりご連絡いただけますと幸いです。

 

ケース1 イタリア ヴェネチア

 

まずはこちら。

私が人生で初めてスリに遭遇したのは、渡独後初めての夫婦旅、イタリアです。

当時の様子はこちらの記事で詳しく分析しています。

 

 

私がイタリアでスリに遭った際の犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】ヴァポレット(水上バス)の甲板

 

【状況】ある駅で東京の満員電車並みに人が乗り込んできて、人に挟まれて身動きがとれなくなった

 

【気付いたとき】数駅先でまた人がどっと降りた際、携帯を鞄に戻そうと鞄に手を入れて気付いた

 

【持っていた荷物】斜め掛けのショルダーバック

 

【犯人の特徴】男性、単独犯(予想)

 

 

一緒に行動していた旦那の方が危機意識は少なく、鞄そっちのけで夢中で写真を撮っていたにも関わらず私がお財布を盗られたというなんとも不思議なケースです。

しかし、この一件で、男性と女性が2人でいる場合、本人の危機意識など関係なく女性側が狙われる可能性が非常に高いということがわかりました。

 

また、犯人は私に全く気付かれることなく、ショルダーバックの留め具を外し、更に中のチャックを開けて鞄の幅ギリギリの横長財布を盗っていきました。

そんな芸当ができるということは、きっとプロの犯行だったんだと思います。

 

ケース2 ドイツ デュッセルドルフ

 

こちらも自分の体験からですが(;・∀・)

実は私、渡独して1年経たない間に2回スリ被害に遭っています。

 

そして、2回目はなんと住んでいるデュッセルドルフの中央駅です!

日常生活の中での被害ではなく、旅行に出かけるタイミングでしたが・・・

当時の様子はこちらの記事で詳しく分析しています。

 

 

私がデュッセルドルフでスリに遭った際の犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】デュッセルドルフ中央駅のホーム

 

【状況】友人との旅行で、自分が先に電車に乗り込み、後から乗ってくる友人を待っていた間(友人が電車に乗り込むための階段を上る数秒の間)

 

【気付いたとき】車内に移動しようとしたとき、後ろの友人がリュックのチャックが全開なことに気付いた

 

【持っていた荷物】リュックサック

 

【犯人の特徴】男性、単独(予想)

 

 

今回は、友人と一緒の旅行ということで気が緩んでいたところを狙われたものだと予想できます。

また、普段はリュックサックの場合、電車へのる際は前に鞄を抱えるのですが、

 

 

  • 後ろに友人がいた
  • スーツケースを持っていた

 

 

ことから、リュックサックは後ろに背負ったままになっていました。

リュックサックを使用する際は、歩行時以外はなるべく前に抱えるなどの注意が必要ですね。

 

ケース3 スペイン バルセロナ

 

これは仕事でスペインへ行っていた際、休みの間に観光地へ向かおうとしたときに被害に遭った方の実体験です。

 

今回のケースの犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】道を歩いているとき

 

【状況】自称イタリア人に道を聞かれ、分からないと返事をすると小さな路地に連れて行かれそうになった。そこで警察官を名乗る男性2人組が現われ、パスポートと現金の提示を要求された

 

【気付いたとき】警察官と最初に話しかけてきた男が立ち去ったあと

 

【持っていた荷物】不明

 

【犯人の特徴】男性、3人組

 

 

これはガイドブックなどでも注意喚起されている「警察官を装って接触してくる」という手口による犯行です。

この手口は、スペインだけでなく、ヨーロッパ各地で横行しているスリ手口の一つでもあります。

 

警察手帳のようなものまで見せられ、「スリが多いから私服警察官が警備にあたってる」なんて言われたら普通は信じてしまいますよね。

全世界共通ですが、警察にパスポートの提示を求められることはあっても、現金の提示を求められることは絶対にありえません。

 

ただし、断った場合危害を加えられる可能性も十分考えられます。

周りに人はいるか、逃げ道はあるか、などきちんと確認したうえで、断るのは危険と判断できた場合は持っている紙幣すべてではなく、数枚提示することでその場を乗り切りましょう。

 

ケース4 フランス パリ

 

これはパリへの旅行中、被害に遭った方の実体験です。

 

今回のケースの犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】メトロの改札

 

【状況】改札機のバーを回して中に入った瞬間、後ろから手を伸ばしてお財布だけを鞄から抜き取られた

 

【気付いたとき】スられた瞬間

 

【持っていた荷物】不明(鞄の口が空いていてお財布が見えていた)

 

【犯人の特徴】男性、単独犯

 

 

これは改札機を抜けた瞬間を狙われたということで、かなり前から目をつけられていた可能性が高いケースです。

バーが回る形式の改札機はすぐに追いかけることが困難なため、このような状況で盗られてしまうと、諦める以外に方法はありません。

今回、被害に遭われた方は鞄の口があいていてお財布が丸見えだったということも、狙われた理由の一つです。

お財布が入ったカバンは、必ず口を閉じるように注意しましょう。

 

ケース5 タイ バンコク

 

これはタイへの旅行中、被害に遭った方の実体験です。

 

 

今回のケースの犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】駅のエスカレーター

 

【状況】エスカレーターに乗ってるとき、前の人が落とした切符を拾おうとしゃがんだので、避けるために後ろにのけ反ったとき

 

【気付いたとき】駅の地下のスーパーで買い物をしようとして気付いた

 

【持っていた荷物】斜め掛けのボディバッグ

 

【犯人の特徴】一人は男性、複数犯

 

 

このケースのポイントは、「前の人が、落とした切符を拾うためにしゃがみこんだ」という出来事が短時間で2回起こっていることです。

今回被害に遭われた方は、1回目は鞄のチャックを開けられています。

ここで気付けばよかったのですが、「閉め忘れた」と思い、チャックを閉めなおしたあと鞄はたすき掛けで体の後ろに回してしまいました。

そこで、再度前の人を避けるために後ろへのけ反ったタイミングで、後ろについていた犯人にお財布を盗られてしまっています。

 

同じようなハプニングが短時間で複数回起こった場合、スリに狙われているかもしれないということを頭にいれておきましょう。

 

ケース6 スペイン バルセロナ

 

これはスペインへの旅行中、被害に遭った方の実体験です。

 

 

今回のケースの犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】駅のホーム

 

【状況】電車に乗り込む瞬間(ケース2と類似)

 

【気付いたとき】不明

 

【持っていた荷物】リュックサック

 

【犯人の特徴】不明

 

 

このケースは、私がデュッセルドルフ中央駅でスリに遭ったケース2と状況がとても似ています。

今回被害に遭われた方も、一人旅のときはリュックサックは前に抱えているけれど、今回は電車に乗り込む際、友人が後ろにいるという安心感からリュックサックは背負ったままにしていました。

これ、ほんとに私の心の動きと全く同じです!!

人間、同じような状況では同じような心境になるんですね~。。

その、普通なら気にしないような気の緩みポイントを、犯行のプロは見逃しません。

リュックサックのときは、誰と一緒でも、後ろに知り合いがいても、必ず前で抱えるようにしましょう。

 

ケース7 ベトナム ハノイ

 

これはベトナムへの旅行中、被害に遭った方の実体験です。

 

今回のケースの犯行の特徴をまとめてみます。

 

 

【場所】街中

 

【状況】女性2人が声を掛けてきたので、適当に相手をしていたらマッサージ屋への勧誘が始まった。徐々に勧誘が激しくなり、マッサージの真似をするように足や背中、お尻をべたべた触ってきた。しかし、いきなり2人とも無表情になり、そのまま走り去った。

 

【気付いたとき】2人が走り去ったのを確認した数秒後、お尻のポケットに手をやったらお財布が抜き取られていた

 

【持っていた荷物】不明

 

【犯人の特徴】女性、2人組

 

 

これは女性2人組が犯人のケースです。

彼女たちの犯行手口で巧妙なのは、「マッサージ店に勧誘するように見せかけて、”マッサージ店に連れ込まれたら危ない”」とターゲットに思い込ませているところです。

今回被害に遭われた方も、マッサージ店に連れ込まれないように、というところに注意がいってしまったとブログに書かれています。

 

また、後ろのポケットにお財布を入れていなければ防げた犯行かもしれませんが、マッサージ店もグルで、盗れるものがなかったら最終的にはマッサージ店に連れ込み、金銭を奪い取るという二重トラップということも考えられます。

海外で見ず知らずの人に話しかけられたときは、一切相手にせず素早く相手と距離をとるということを心掛けましょう。

 

まだまだ出てくる軽犯罪手口~置き引き~

 

これまで、実際に起こったスリ被害の体験談を紹介してきました。

スリ被害も多いですが、私の周りでは置き引きの被害に遭っている方が多い印象です。

ここからは、私が知人に聞いた「置き引き被害実体験」をいくつか紹介していきます。

 

電車内での置き引き被害

 

友人の兄の話です。

  • フランスで、妹と一緒に電車に乗っていた
  • 座席は向かい合わせのボックスタイプ
  • お互い向かい合って通路側に座り、荷物は窓側に置いていた
  • 電車が停車したとき、いきなり通路にいた人が床に小銭をばら撒いた
  • 気をとられている間に、妹の背後から誰かが手を伸ばし、妹の隣に置いてあった荷物を盗った
  • 犯人は、逃げるとき爆竹を鳴らしながら走っていった

 

座席の背後から手を伸ばされたら余程じゃない限り気付くのが遅れますよね。。

荷物は窓際に置いているから安心!ではなく、荷物は必ず膝の上で抱えるようにしましょう。

 

レストランでの置き引き被害

 

旦那の同僚の話です。

  • レストランのテラス席を利用していた
  • 鞄は隣の席に置いていた
  • 店内から出てきた人が、ぱっと荷物を持って走り出した
  • すぐに気付いて追いかけて犯人を捕まえた
  • 犯人は別の仲間に荷物を既に渡した後で、取り返せなかった

 

このような、レストランで鞄を隣の席に置いておいたら奪われた、という話は数人に聞いています。

悪質なのは、気付いて追いかけて犯人を捕まえても、待機していた仲間に荷物が渡ってしまうと奪い返しようがないというところです。

ちなみに、背中と背もたれの間に鞄を置いていて、気付かないうちに盗られたというケースもありますので、鞄は必ず膝の上に抱えるようにしましょう。

私含めですが、女性は結構背中と背もたれの間に荷物置きがちですよね(;・∀・)

 

ホームでの置き引き被害

 

こちらは知人の話です。

  • ある冬、ホームの椅子に座って電車を待っていた
  • いきなり背後から「コートが汚れてますよ」と声を掛けられた
  • 肩から背中にかけてなぜか濡れていたのでその場でコートを脱いで確認しようとした
  • コートを脱ぎ終わり、気付いたときには足元に置いていた荷物がなくなっていた

 

これは、意図的に液体をかけて衣服を汚し、注意を逸らしている間に物を奪っていくという手口です。

知人は人数までは確認していないようですが、2人以上の複数犯の可能性が高いですね。

女性の場合は特に、衣服に変な液体を掛けられたら気になってしまうと思いますが、その場では確認せず、室内など安全な場所に移動してから確認するようにしましょう。

 

スターバックスでの置き引き被害

 

旦那の同僚の話です。

  • 仕事で外出中、休憩のためスターバックスに入った
  • 鞄はテーブルの下で足の間に挟んで置いておいた
  • 暫くして鞄から資料を取り出そうと手を伸ばしたら鞄がなくなっていた
  • いつ、誰が盗ったのかまったく分からない

 

この話を聞いたときは本当に驚きました。

足の間に挟まれている鞄を気付かれずに持ち去るなんて芸当、できる人間がこの世にいるんですね。。

これは、鞄の大きいビジネスマンなどは特にありがちなシチュエーションだと思います。

出張や外出中、お店の中でも鞄は常に目に入る場所に置いておくようにしましょう。

 

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軽犯罪の被害に遭わないためにできること

 

これまで複数のスリ・置き引き被害体験談を紹介してきました。

今回紹介したものはごく一部にすぎず、実際に被害に遭った経験のある人は数えきれないほどいます。

また、私も含めてですが、一度ならず二度、三度と被害にあっている人もたくさんいます。

 

もちろん、犯罪は200%犯罪者が悪いです。

被害に遭った人には1ミリも責任はありません。

 

相手がプロの場合は気を付けていても盗られるときは盗られますし、運に左右される部分もあります。

でも、自分に責任はないとはいえ、被害に遭ってしまったらその日だけでなくずっと嫌な気持ちは続きますよね。

また、犯人が何人であろうと、被害に遭った国(私の場合イタリアやドイツ)自体を嫌いになってしまう可能性もあると思います。

 

そこで、0にはできなくても、被害に遭う確率を限りなく0に近付けるために、どのような対策ができるか、実体験による犯行手口の傾向を参考に、可能な対策をまとめてみたいと思います。

 

スリ・置き引き犯行手口の傾向

 

今回見てきた体験談から、スリや置き引きの犯行手口には以下のような傾向があると考えられます。

 

 

  • スリは公共交通機関の利用時に遭う確率が高い
  • 単独犯は突発的な犯行、複数犯は計画的な犯行の傾向が強い
  • 複数犯の場合は気を散らす担当がまず接触してくる傾向がある

 

 

また、実際に二度被害に遭った経験者目線でいうと、

 

 

  • 男女ペアの場合高確率で女性が狙われる
  • ”開けにくい・取り出しにくいだろう”は通用しない
  • ちょっとした油断(友人がいるから、など)が命取りになる

 

 

ということも、なるべく頭にいれておいていただきたいポイントです。

 

今からできる防犯対策

 

それでは、被害に遭う可能性を少しでも下げるために、どんなことができるかまとめてみます。

 

 

  • 荷物は必ず目の届く場所に置く(膝の上が一番安全)
  • 荷物が体に触れていても、目の届かない場所にある場合は危険
  • リュックサックは歩行時以外は必ず前で抱える
  • 交通機関乗車時は出入口付近は避ける(奥に入るか椅子に座ってしまう)
  • 無意味に接触してくる人がいたら、必ず疑ってかかる
  • 貴重品は自分でも「取り出しづらいな」と思う場所にしまう
  • 貴重品は1ヵ所にまとめず分散させる
  • 危害を加えられる可能性があることを考え、すぐ差し出せるおとり(ダミー)を用意する
  • 鞄は金具、チャックではなくマジックテープのものを使う(音で気付く)

 

 

もっと細かいところで注意できるポイントはありますが、上記のポイントを押さえることができたら、スリ・置き引きの被害に遭う確率はグッと下げることができます!

私は、二度のスリ被害の経験から、こちらの鞄を購入しました。

 

セキュリポ セキュリティポーチ スキミング防止 薄型 ウエストポーチ 貴重品 ポーチ 旅行便利グッズ【防水ライクラ生地】 LiberFlyer (ブラック(赤×黒ジッパー))
完全防水やスキミング防止など、嬉しい機能が盛りだくさんです。

 

 

 

薄型で服の下に隠しても違和感がない
内側にマジックテープ式のシークレットポケットがある
パスポート・スマホなども収納可能なサイズ
スキミング防止機能付き

 

 

というポイントで、購入を決めました。

先日のオランダ旅行の際、初めて使ってみて、とっても使い易く安全性の高さも実感しています(*‘∀‘)

あと1~2回旅行で使用したら、使用感や気になるポイントについて別記事で紹介したいと思います♪

 



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