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ロックダウン(都市封鎖)したらどうなる?「できること」と「できないこと」|新型コロナ

都市の風景



初掲載日:2020年3月29日

 

コロナウイルス感染拡大にともない、世界中でロックダウンされる国・都市が増えてきました。

これまではなんとはコロナウイルスの爆発的な拡大を抑え込めていた日本でも、最近ロックダウンの可能性が囁かれるようになっています。

「ロックダウン」って最近よく聞くけどどういうこと?
ロックダウンしたら私たちの生活ってどう変わるの?
なにができて、なにができなくなるの?

そんな疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。

 

私は現在ドイツのデュッセルドルフで生活をしているのですが、ドイツは3月14日~22日と約1週間の間段階的に封鎖に向けた措置が行われ、3月22日に外出制限措置がされて現在ロックダウンされています

ドイツの最新の新型コロナウイルスの現状&政府の対策は「(最新)ドイツの新型コロナウイルスの現状&政府の対策まとめ」でまとめています。

そこで、ドイツ生活の経験を踏まえてロックダウンした場合に「できること」「できないこと」をまとめました。

※実際の具体的な細かい内容は国・都市により異なります。

 

最近日本でもロックダウンの可能性が囁かれるようになり、生活がどうなってしまうのか不安な人も多いと思うので、参考にしてみてください。

 

注意

「ドイツのデュッセルドルフの場合はこんな感じ」ということなので、あくまでも参考程度でお願いします。

 

ロックダウンとは?

 

「ロックダウン」は今回の新型コロナウイルス感染拡大の下では「都市封鎖」の意味で使用されている言葉です。

一言で「ロックダウン」と言っても措置内容は各国・各都市により異なります

また、一気にすべてがロックダウンされる場合もあれば、段階的に行動が制限されていき最終的にロックダウンされるという場合もあります。

 

参考までに、ドイツでは以下のように約1週間ほどで段階的に行動が制限されていきました。

  • 3月14日 幼稚園・学校の閉鎖
  • 3月16日 隣国5か国との国境(陸路)管理、社会生活上の接触制限措置
  • 3月17日 EU及びシェンゲン域外からのすべての不要不急の渡航(入国)禁止
  • 3月18日 国境管理を隣国7か国に拡大(空路・海路も管理)
  • 3月22日 行動制限措置

 

「都市封鎖」といわれて一番に頭に浮かぶのは「外出禁止」ですが、必ず外出禁止になってしまうわけではありません

外出禁止になっている国や地域もありますが、私が住むドイツのデュッセルドルフでは「外出禁止」措置までは行われていません。

 

できなくなったこと

NO

 

ロックダウンされ、できなくなったことは以下のとおりです。

 

  1. グループでのパーティー(私的空間も含む)
  2. 家族を除く3人以上での外出
  3. レストランなど飲食店はすべて閉鎖
  4. (屋外のスタンド形式の軽食店などの利用後)店舗から半径50メートル以内での飲食
  5. 美容院、美容サロン、マッサージ店などすべて閉鎖
  6. 娯楽施設、スポーツ施設、アウトレット、デパートなどすべて閉鎖
  7. 音楽学校、市民学校、教育関連施設などすべて閉鎖
  8. 公園での遊具の使用

 

友達と会ったり飲み会をしたり旅行に行ったりなど不要不急ではない行動は軒並み禁止されています。

レストランなどの飲食店も閉鎖されているため外食も基本的にはできません。

私的空間でのグループでのパーティーも禁止なので、「外食できないから誰かの家に集まってパーティー」もダメです。

その他、公園内の散歩は禁止されてないですが、遊具の使用は禁止となっています。

 

引き続きできること

OK

 

ロックダウンの後、引き続きできることは以下のとおりです。

 

  1. 同居家族との外出
  2. (自分を含めて)2人までの他者との接触
  3. 職場への通勤
  4. 必要な通院
  5. 生活に必要な食料品・日用品の買い物
  6. 宅配サービス、テイクアウト
  7. 他者の支援のための外出
  8. 個人の散歩、運動、スポーツ
  9. 公共交通機関の利用
  10. お葬式

 

つまり、友達と会ったり飲み会をしたり旅行に行ったりはできないですが、家族との外出や職場への通勤、生活必需品の買い物は問題なくできています

気分転換や新鮮な空気を吸うための散歩も禁止されていません。

また、レストランなどの飲食店はすべて閉鎖されていますが、宅配やテイクアウトは可能です。

私の住む地域でも、閉鎖になってしまった飲食店が宅配やテイクアウトのサービスを新しく開始しています。

 

スーパーやドラッグストアなど生活必需品の買い物は許可されていますし、店舗も普段通り営業しています。

ただし、私の家の近くの店舗では入場制限がされていてタイミングが悪いと少し並ばなければいけなくなりました。(10分とかそのくらいですが)

 

ロックダウンしても流通は止まらない

ショッピングカート

 

ドイツでも新たな厳しい措置が発表されるたびにスーパーやドラッグストアから一時期商品がなくなりましたが、ロックダウンしても流通は止まりません

我が家は外出を最低限に留めているため、スーパーやドラッグストアに行くのは週1~2回ですが、ちゃんと野菜・肉・魚・果物など生鮮食品は手に入っています。(一部品薄な商品もあるにはありますが)

万が一私か夫どちらかが感染した場合2週間自宅隔離になるので、最低2週間分の食料は備蓄していますが、それ以上の買い占めは必要ないと思っています。

 

 

まとめ:家の中で楽しみを見つければ乗り越えられる

 

完全に外出禁止になってしまった場合は仕事にも行けない、散歩もできない、スーパーやドラッグストアにも自由に行けない、という可能性は十分にあり得ます。

しかし、ヨーロッパでの各国のロックダウンの様子を見ている限り、いきなり「完全外出禁止」になる可能性はかなり低いかなと個人的には思っています。

私はもともと引きこもり体質というのもありますが、最初そこ戸惑ったものの最近では家の中にいながら楽しめるおとを日々模索しています。

 

 

家の中での楽しみを探して、このコロナ騒動を乗り越えていきましょう!

 

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