ドイツといえばクリスマスマーケットが有名ですよね。
ドイツのクリスマスマーケットはヨーロッパの中でも人気があり、可愛いクリスマスグッズもたくさん出てきます。
その中でも特にクリスマスマーケットの定番といえるのが、グリューワイン。
グリューワイン(とカップ)は、クリスマスを飲んで楽しみ、見て楽しみ、更にカップを持ち帰れば家でもまたグリューワインを飲む用に使えたりお土産にもなるという優れものです。
このページではドイツのクリスマスマーケットで実際に見つけたグリューワインカップを紹介していきます。
もくじ
クリスマスの定番!グリューワイン
ドイツのクリスマスマーケットの大定番といえるお酒がGlühwein(グリューワイン)です。
グリューワインはホットカクテルの一種で、日本ではホットワイン、フランスではvin chaud(ヴァン・ショー)と呼ばれています。
ちなみに、英語ではモルドワイン(Mulled wine)といいます。
ホットワインと言ってもただ暖かいだけでなく、一般的には赤ワインにオレンジピールやシナモンなどの香辛料と砂糖やシロップを加えて温めたものをいいます。
赤が主流ですが、クリスマスマーケットでは白ワインのグリューワインも飲むことができます。
ヨーロッパのクリスマスマーケットでは欠かせない飲み物なので、ぜひ飲んでみてください!
グリューワインカップを持ち帰る
クリスマスマーケットでグリューワインを飲む場合、大体可愛らしいカップにいれて提供してもらえます。
このグリューワインのカップ、実は持ち帰りOKなんです!
グリューワインは大体4~8€で売られていて、そのうちの2~4€はカップのデポジットになっています。
飲み終わった後カップを返却するとデポジット分が返却され、カップが欲しい場合はデポジット分が返却されない代わりに持ち帰ってもいいという仕組みなのです。
知っておくと便利!欲しいカップはリクエスト可能
グリューワインのカップには様々なデザインがあり、国、都市、年度、屋台によってデザインは異なります。
とっても可愛くお土産にしても喜ばれるので、ぜひ色々お気に入りのカップを探してくださいね。
ここで知っておいてほしいのが、グリューワインのカップはリクエスト可能ということです。
基本的には赤のグリューワインカップはこれ、白のグリューワインカップはこれ、とお店によって決まっているのですが・・・
オーダーするときに欲しいカップを伝えると、リクエストしたカップにいれて提供してもらえます。
お店によってはカップだけを売ってもらうことも可能なので、欲しいカップがある場合はぜひリクエストしてみてください!
(すべてのお店がカップのみ購入に対応してくれてるわけではありません)
持ち帰るときの注意点
クリスマスマーケットでグリューワインのカップを持ち帰る時の注意点としては
- ビニール袋を持参する
- ウェットティッシュを持参する
の2点が挙げられます。
グリューワインカップをそのまま手に持って移動するのは邪魔になりますし、1回に2個3個カップを持ち帰りたい場合もありますよね。
そのため、グリューワインのカップを持ち帰る用のビニール袋を数枚用意しておくようにしましょう。
ちなみに、割れたり欠けたりしたらイヤなので私は一つのカップにつきビニール袋を一つ使うようにしています。
また、飲み終わったグリューワインカップはべたべたしていますので、ウェットティッシュもあると便利です。
クリスマスマーケットは”屋台で買って食べる”がメインになりますので、お手拭きとしても使えます。
可愛すぎるドイツのグリューワインカップ
それでは、ドイツのクリスマスマーケットで実際に見つけたグリューワインカップを都市別に紹介していきます。
デュッセルドルフのグリューワインカップ
こちらは個人的にデュッセルドルフ市内で一番お気に入りのハウプト通りのクリスマスマーケットでGETしたグリューワインカップです。
長靴型や小さめのカップを見かけることが多いのですが、これは結構大きめのサイズで、コーヒーやホットミルクなどを飲む用として普段使いもできそうな形です。
ハウプト通りのクリスマスマーケットについて詳細は以下の記事にまとめています。
こちらはグリューワインのグラスです。
都市によっては、こんなかっこいいグラスタイプのものがあったりもします。
一般的なグリューワインカップと比べて、このグラスタイプのものはかなり重いので持ち帰る際は気を付けてくださいね。
こちらもデュッセルドルフ市内のクリスマスマーケットで見つけました。
ドイツのクリスマスマーケットはこの長靴型のカップをよく見かけます。
色も形もデザインも可愛すぎる!!
ちなみに、横に立っているくるみ割り人形はドイツの薬局ROSSMANNで2€くらいで購入しました。
サイズも小さくてとっても可愛いので、お土産にもおすすめです。
ケルンのグリューワインカップ
こちらはケルンのクリスマスマーケットで見つけました。
丸い形が可愛らしいですね。
ちなみに、グリューワインを飲んでいる人がほとんどですが、クリスマスマーケットではもちろんビールも売られています。
夫はケルンと言えばケルシュでしょ!と寒そうに震えながらケルシュを飲んでいました。。
ケルンにもグリューワインのグラスがありました。
デュッセルドルフで見つけたグラスは可愛らしいデザインのものでしたが、ケルンのグラスはなんだかお洒落です!
2018と年度がはいっています。
毎年デザインが変わるのかな?
こちらはEierpunsch(アイアープンシュ)というドイツの卵酒です。
Eierlikör(アイアーリカー)という卵のお酒にスパイスやバニラ、砂糖などを加えたものです。
クリスマスマーケットの定番といえばグリューワインが有名ですが、こちらもクリスマスマーケットの定番です。
大体たっぷり生クリームを乗せてくれるので、あま~いお酒で温まりたい方はぜひ飲んでみてください!
こちらは先ほど紹介したアイアープンシュのカップと交換してもらった2018年サインいりのカップです。
もともとこの緑のカップが欲しかったのですが、伝えたところ「もう入れちゃったから飲み終わったら交換してあげるよ!」とのことで、交換していただきました。
お目当てのカップが上手く伝えられず、違うカップで出てきたときも諦めずに言ってみてくださいね。
アーヘンのグリューワインカップ
個人的に一番可愛くて気に入ったグリューワインカップはアーヘンの長靴型のカップです。
2018年のクリスマスマーケットでGETしたものなのですが、サインはなぜか2019!
白、黄色、青、ピンクとカラフルでとっても可愛いです。
3つくらい持って帰ろうとしたのですが、他の場所でもカップをたくさん持ち帰っていたので理性が働き白のカップをひとつだけ持って帰りました。
ローテンブルクのグリューワインカップ
こちらはローテンブルクのグリューワインカップです。
可愛いことは可愛いのですが、街全体が可愛らしく期待値がかなり高かったので少し残念な感じ。
他の都市で見つけたグリューワインカップの方が全然可愛いよね???
ローテンブルクのクリスマスマーケットへ参加したときの様子はこちらの旅行記で詳しく紹介しています。
ニュルンベルクのグリューワインカップ
こちらはニュルンベルクで一目惚れしたカップで、こちらも長靴型です!
長靴型のカップは大体可愛く感じてしまいます。。
これまで見たクリスマスマーケットの中では、ニュルンベルクが一番グリューワインのカップの種類が多かったです。
さすがドイツの3大クリスマスマーケットの一つですね!
ニュルンベルクでは、グリューワインカップの種類が多すぎて、厳選したのに結局4つもお持ち帰りしてしまいました。
ニュルンベルクのクリスマスマーケットに参加したときの旅行記も書いています。
自宅で楽しむグリューワイン!お土産にも
グリューワインはドイツのローカルスーパーでも3€~4€で買うことができます。
ビンのものが多いので、持ち帰るのは少し大変ですがパッケージもお洒落なのでお土産にも喜ばれそうですね。
私はまだ見かけたことがないのですが、ペットボトルのグリューワインも売られているそうなので、割れるのが心配な方はペットボトルのグリューワインを探してみてください!
また、自宅で簡単にグリューワインがつくれる”ワイン用のミックススパイス”もローカルスーパーで売られています。
ティーバッグになっていて、5個セットで1€以下ととってもお得・・・!
これなら安くて軽くてかさばらないので、グリューワインをお土産に持って帰りたいけどビンもペットボトルも厳しい!という場合はこのティーバッグがおすすめです。
こんな感じでグリューワインカップとワイン用のミックススパイスをセットでお土産にすると、あとは日本で赤ワインを買うだけなので喜んでもらえると思います!
まとめ:ドイツのグリューワインカップは可愛い!
ドイツのすべての都市のクリスマスマーケットに行っているわけではないですが・・・
グリューワインのカップはとりあえず可愛いです!
普段なかなかドイツで”可愛いもの”って見かけないのですが、クリスマスマーケットは可愛いものだらけです。
ぜひ色々クリスマスマーケットをまわってお気に入りのグリューワインカップを探してみてください。
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