※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【旅行記】ジュロニモス修道院とリスボン市内観光|ポルトガル1日目

サン・ジョルジェ城からの眺め



 

 

夫婦2人で4泊5日のポルトガル旅行(リスボン、ポルト、コインブラ)に行ってきました。

 

渡独後の旅行では、今までハンガリーが私の中で1番だったのですが、ポルトガルはハンガリーと並ぶくらい好きな国になりました。

夫も気に入ったようで、来年また行こうと今から計画しています。

 

【旅行記】ジュロニモス修道院とリスボン市内観光

 

ポルトガル旅行1日目はリスボンです!

 

フライトの出発が30分ほど遅れたため、予定より30分遅れてリスボンに到着。

リスボン空港にはたくさんの自動販売機が並んでいて、飲み物だけでなくぬいぐるみやハリボーまで売られていました!

 

 

リスボン空港から市内まではメトロで大体30分くらいです。

私たちはリスボン空港でリスボアカードを購入し、ホテルの最寄り駅までメトロで移動しました。

 

ちなみにリスボン空港のメトロの駅はこんな感じで遊び心満載です。

 

リスボン空港のメトロ駅構内

 

そして10:00にホテル到着!

まだチェックインできなかったので、ホテルに荷物を預けて観光開始です。

 

私たちのホテルは全然クオリティは低いのですが、立地は抜群!!

コメルシオ広場まで徒歩4分です。

ということで、リスボンのバイシャ地区の中央を縦断する歩行者天国のメインストリート「アウグスタ通り」を歩いてコメルシオ広場へ向かいます。

 

コメルシオ広場が見えてきました。立派な門!!

 

コメルシオ広場の門

 

門をくぐりぬけるとこんな感じの広場になっています。

 

コメルシオ広場

 

コメルシオ広場はリスボンの海の玄関口なんだそう。

開けていてとっても気持ちがいいです。

広場の向こうにはテージョ川が広がっていて、なんとも開放的。

 

テージョ川方面からコメルシオ広場を見るとこんな感じになっています。

 

コメルシオ広場の門

 

今日はまずジェロニモス修道院・ベレンの塔・発見のモニュメントを観光します。

リスボン市内からジェロニモス修道院へは、このコメルシオ広場からトラム15番で20分ほどです。

 

トラムの内装

 

私たちが乗ったトラムはものすごく小さくて、途中からぎゅうぎゅう詰めでかなり不快でした。。

トラムに乗り込む際、運転手が「あと10分で大きいのが来るよ」と言っていて、何組かこのトラムに乗るのを止めていたので、快適な移動を求めるなら大型のものに乗った方がいいかもしれません。

 

ジェロニモス修道院

 

そしてなんとかジェロニモス修道院へ到着!

入口がよく分からず、適当に入ったらサンタ・マリア教会にたどり着きました。

ジェロニモス修道院の一部のはずなのですが、特にチケットの確認はありませんでした。ここは無料なのかな?

 

ジェロニモス修道院のサンタ・マリア教会

 

この礼拝堂の真ん中には王族のお墓があるそうです。

サンタ・マリア教会の入口入ってすぐの左手には、ポルトガルの偉人たちのお墓もありました。

 

そしていったん外に出て本命の回廊への入口を探します。

入口を求めて行ったり来たり・・・

既にお昼頃だったので観光客が多く、ツアー客も固まっているのでだいぶ分かり辛い。。

 

ジェロニモス修道院の入口

 

こちらの、赤丸部分が入口です。

ちなみに、私たちはリスボアカードをリスボン空港で購入していたのでそのまま入場できましたが、何もチケットを持ってない場合は左手に真っすぐ歩いたところにあるチケットカウンターで入場券を購入する必要があります!

(リスボアカードを購入するとジェロニモス修道院の入場は無料になります)

 

そして、こちらがジェロニモス修道院の回廊です。

 

ジェロニモス修道院の回廊

 

観光客自体が少なかったのですが、みなさん暑くて日陰に避難していたので回廊の中心が写真のとおりガラガラで好きなだけ写真を撮ることができました。

回廊からは修道院の食堂へと道が続いています。

 

ジェロニモス修道院の食堂

 

こんなに立派な食堂で食事をしていたんですね~

壁のアズレージョがとってもキレイです。

 

ジェロニモス修道院の食堂の壁

 

回廊の2階部分には上ることもでき、そこから見下ろす回廊もまたキレイなのでぜひ2階も上ってみてください。

 

ジェロニモス修道院の回廊を2階から見下ろした眺め

 

入場までにかなり並ぶと思っていたのですが、嬉しい誤算で入場時はまったく並びませんでした。

そのおかげか、サンタ・マリア教会も含め、私たちは1時間程度で見終わりました。

 

ここで小腹がすいてきたので、ランチにすることに。

ジェロニモス修道院に向かって左手に真っすぐ歩いて行くと海洋博物館があるのですが、その向かいに軽食が食べられるカフェ?のようなものがあったので、私たちはそこでランチにしました。

 

ジェロニモス修道院近くのカフェのランチ

 

真ん中奥に写っているのはポルトガルの国民的お菓子「パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)」です。

中に入っているのはカスタードクリームなのですが、プリンのような食感でとても美味しかったです。

ポルトガルに来る前に目を付けていた「パステル・デ・ベレン(Pastel de Belém)」というナタが美味しいと有名なお店がこの近くにあったのですが、結局いけませんでした・・・

 

時間がある人は「パステル・デ・ベレン」のナタをぜひ食べてみてください。

 

お腹が満たされたので次はベレンの塔へ向かいます。

ベレンの塔はジェロニモス修道院から徒歩12分くらいです。

トラム15番だとベレンの塔から徒歩3分ほどのところに停まるので、天気や体調と相談しつつ移動手段は選ぶようにしましょう。

 

ベレンの塔外観

 

ベレンの塔が見えてきました。

こんなところに何でこんなものが?と思ってしまいますが・・・

 

ベレンの塔は16世紀にテージョ川に浮かぶ船を監視して河口を守る要塞として建てられた見張りの塔なんです!

これだけ周りに何もないと、遠くまで見渡せそうですね~

 

ベレンの塔

 

ジェロニモス修道院よりベレンの塔の方が入場のための列ができていました。

私たちはリスボアカードを持っていたので並んでいる人の横を通り抜け、待ち時間なしで入れることに。

(リスボアカードを購入するとベレンの塔の入場は無料になります)

 

この日、リスボンはなんと5月にして最高気温が34度。

炎天下の中並ばなくていいなんて・・・リスボアカード様様です!

私たちが見学を終え出てきたときはリスボアカード所有者も結構待たされていたので、タイミングもあるかもしれませんが。。

 

ベレンの塔の役人の間

 

こちらは1階の役人の間といわれる屋外テラスです。

中心には聖母マリア像が。

 

ベレンの塔の砲台

 

テラスの端々にはこのようなドーム型の哨兵台が設置されていて、ドームの中からは周囲を見渡すことができます。

 

ベレンの塔の階段は時間制で上りと下りの時間が決められています。

 

最上階のテラスが1番混雑するスポットです。

ベレンの塔にはこの他、2階、3階、4階と部屋があるのですが、まずは一気に最上階のテラスまで上ってしまいましょう!

最上階のテラスからはテージョ川や街並みが一望できます。

 

ベレンの塔からの眺望 ベレンの塔からの眺望

 

その他の階はそれぞれ以下の役割を持っています。

 

地下:地下牢

地下:砲台

2階:国王の間

3階:謁見の間

4階:礼拝堂

 

私たちは謁見の間だけ立ち寄りましたが、気になるところがあれば立ち寄ってみてください。

こちらも待ち時間はなしで入場できたので、所要時間は50分程度でした。

 

最後に発見のモニュメントへ向かいます。

発見のモニュメントまでは徒歩11分ほどです。

ジェロニモス修道院の方へ戻る感じですね~

 

戻る途中、テージョ川沿いにレストランを見つけたので、テージョ川を眺めながらのランチもオススメです。

 

発見のモニュメント

 

こちらが発見のモニュメントです。

 

発見のモニュメントはリスボアカードの割引対象内なのですが、入場料が値上がりしていて割引後で5€近くしたため、私たちは上りませんでした。。

ただ、発見のモニュメントの展望台からはジェロニモス修道院全景やベレンの塔を見ることができるので、興味がある方はぜひのぼってみてください。

 

発見のモニュメントの外観を楽しんだら、トラム15番で再びリスボン市内へ戻ります。

 

リスボン市内に着いてまず向かったのが、バイシャ地区が一望できるというサンタ・ジュスタのエレベーターです。

 

サンタ・ジュスタのエレベーター

 

リスボアカードを持っていると無料になるということだったのですが・・・

 

まさかの長蛇の列で一向に進む気配がなかったので、5分ほど待って諦めました。。

 

気を取り直して、カテドラル(リスボン大聖堂)へ向かいます。

カテドラルはサンタ・ジュスタのエレベーターから徒歩10分ほどです。

 

リスボンのトラム28

 

カテドラルへ向かう途中、ガイドブックにも載っているトラム28を見かけました。

黄色い車体が可愛いですね~

結構みんな足を止めてトラム28の写真を撮っていました。

 

カテドラルへ到着です!

 

リスボン大聖堂外観

 

カテドラル内部はこんな感じ。

 

リスボン大聖堂内装

 

回廊や宝物庫はそれぞれ有料ですが、カテドラル自体の入場は無料です。

が・・・ジェロニモス修道院を先に見てしまっていたので、ふ~んという感じで終わってしまいました。。

 

このあたりで少し疲れが出てきたので、お目当てのカフェで休憩するためポルタス・ド・ソル広場へ向かいます。

カテドラルからポルタス・ド・ソル広場は徒歩4分程度です。

 

ポルタス・ド・ソル広場へ向かう途中、サンタ・ルジア展望台を通りました。

 

サンタ・ルジア展望台

 

こんな感じで、可愛らしいアズレージョが並んだ展望台で、ここからは以下の写真のような絶景を望むことができます。

 

サンタ・ルジア展望台からの眺望

 

展望台自体もとても可愛い作りになっていて、フォトスポットがたくさんありました。

 

サンタ・ルジア展望台

 

お花に囲まれた可愛い建物。

こちらは左手に階段があり、上は絶景が望めるカフェになっていました。

 

サンタ・ルジア展望台

 

そして、周りの建物の壁にはアズレージョが施されています。

右も左も可愛い風景ばかりなので、世界のインスタグラマーさんは必見のスポットですね!

 

サンタ・ルジア展望台のカフェと悩んだのですが、やっぱりポルタス・ド・ソルのカフェに行こう!とサンタ・ルジア展望台を後にします。

ポルタス・ド・ソル広場はサンタ・ルジア展望台から徒歩すぐの場所にあります。

 

ポルタス・ド・ソル広場からの眺望

 

ポルタス・ド・ソル広場へ到着しました!

 

ポルタス・ド・ソルカフェからの眺望

 

こんな絶景を見ながらカフェで一休みなんて、極上の時間!!

ただ、風が強すぎてからのカップや紙ナプキンがあちこち飛ばされていたので、このカフェを利用するときは注意が必要です。。

夫はビールを頼んでいたのですが、まだ少し残ってるときに風でカップが倒れてビールはすべてこぼれてしまっていました。

 

また、この広場の横にある階段途中のトイレはフォトスポットになっています。

 

ポルタス・ド・ソル広場のトイレ

 

ツアーの立ち寄りポイントにもなっていて、観光スポットとして人気のようです。

ポルタス・ド・ソル広場に来たときはぜひ立ち寄ってみてください。

 

カフェで休憩したら、最後にサン・ジョルジェ城に向かいます。

このあたりで普段引きこもりの私の足は既に限界でしたが、夕食前にもうひと頑張りです。

 

ポルタス・ド・ソル広場からサン・ジョルジェ城までは徒歩8分ほどです。

 

サン・ジョルジェ城入口

 

こちらがサン・ジョルジェ城の入口です。

 

チケットを買おうとして、まさかのリスボアカードが使えないことが発覚!!

サン・ジョルジェ城はリスボアカードで30%OFFという情報だったのですが、割引は26歳以下のみ対象に限定されていました。

そして更に・・・入場料が値上がりして、一人まさかの10€。。

(ガイドブックでは8.5€となってました)

 

しかし、ここまで頑張ってのぼってきたので、今更引き返せません。

ということで、2人で20€支払ってチケットを購入。

 

サン・ジョルジェ城日本語地図

 

こんな、日本語の地図がありました。

敷地内、かなり広いですね~

 

とりあえず、A・Bを目指して敷地内をすすみます。

こちらがBの獲得の塔です。

 

サン・ジョルジェ城外観

 

ここから中に入ることができました。

上記地図では5つの塔が紹介されていますが、実際にはもっとたくさんの塔があり、そこからリスボンの街を一望できます。

 

サン・ジョルジェ城からの眺望

 

サン・ジョルジェ城からの眺め

 

ここからの眺望はリスボン一の絶景です!

たくさん歩いた甲斐がありました。。

そして10€の価値もありました。。

 

私たちが訪れたときは、地図上のDの塔は閉鎖されていて行けなかったのですが、下記地図の赤丸あたりからの眺望が一番感動的でした!

 

サン・ジョルジェ城日本語地図

 

リスボンの絶景を見たいけどあまり展望台巡りをする時間がない!という場合は、サン・ジョルジェ城だけ見るのもありだと思います。

他の城内スポットはさら~っと流し見ただけなので、私たちは1時間程度で見終わりました。

 

まだ夕食まで1時間ほどあったのですが、もう歩き回る元気がなかったのでいったんホテルへ戻ります。

 

リスボン街並み

 

こちらはホテルへの道中撮った写真です。

建物とお花のコントラストがとてもキレイで絵になります。

街を歩いているだけでこんなに素敵な景色が見れるなんて感動ですね。

 

ちなみに、我が家は旦那がガッツリ観光スポット巡りタイプなのに対し、私はのんびり派+体力がないので大体夏の旅行中は夕食前にいったんホテルに戻って小休憩してます。。

 

ヨーロッパの夏はかなり日差しが強く、同じ30度とかでも全然体感が違うので、体力に自信のない人はこまめにカフェ休憩を挟んだり、私のようにホテルに戻って小休憩することをオススメします。

日本は不快なほどの湿気があるので疲れ具合はどっちもどっちかもしれないですが・・・

 

ディナーは「Agulha No Palheiro」というレストランを予約していきました。

 

「agulha no palheiro」の内装

 

店内はこんな感じで可愛らしい雰囲気です。

 

こぢんまりとしていて、騒がしくなくゆっくり食事を楽しめました。

特に美味しかったのが、このイワシの料理です。

 

「Agulha No Palheiro」の料理

 

メニューはポルトガル語のみですが、店員さんが丁寧にすべてのメニューを英語で説明してくれました。

私たちはこの他にマッシュルームのスープ、ステーキ、デザートにフォンダンショコラをオーダーしましたが、どれも美味しかったです。

 

ただ!マッシュルームのスープとステーキはまさかのパクチー入りで私は避けながらだったので、パクチー苦手な人は気を付けてください。。

ちなみに、ポルトガル料理はなぜかパクチー率高めでした。

ご飯はものすごく美味しいのに、パクチー苦手な私には辛かった・・・

 

そして、次の日は8:00にリスボンを出発と朝早かったので、今日のうちに朝食を購入するためホテル近くのPAULへ。

PAULまで徒歩1分なんてほんとにホテルの立地が神がかっていました。

 

バイシャ地区のPAUL外観

 

私たちのホテルはバイシャ地区だったのですが、リスボンにはパン屋さんもたくさんあったため、ホテルは朝食なしのプランにして近くのカフェで朝食もオススメです。

 

最後に夜景を見ようとサンタ・ジュスタのエレベーターに再び行ってみたのですが、昼間よりは列は短くなっているものの、結構な行列・・・

 

サンタ・ジュスタのエレベーター

 

5月の平日で一日中こんな感じなので、並びたくない人は朝一を目指して行った方がいいかもしれません。

私たちは、今回の旅行ではサンタ・ジュスタのエレベーターは諦めました。

 

来年春頃にもう1回ポルトガルに来る予定なので、そのときにリベンジしたいと思います!

 

ポルトガル旅行記2日目(ポルト)はこちら⇒【旅行記】ポルト市内観光|ポルトガル2日目

 

▼今回の旅のお供▼

created by Rinker
¥2,156 (2024/04/26 00:35:40時点 Amazon調べ-詳細)

 

関連記事

ヨーロッパ旅行おすすめ
空を飛んでいる飛行機
アウグスタ通り
スリ犯罪




ヨーロッパ旅行に必要な持ちものリスト


1年で30都市以上ヨーロッパを旅した私が実際にヨーロッパ海外旅行に持っていっている持ちものをまとめました。【大前提の持ちもの】【最低限必要なもの】【荷物に余裕がある場合に持っていきたい持ちもの】と3つのカテゴリー別に紹介しています。

持ちものリストをみる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です