初掲載日:2020年4月30日
そんな疑問を解決するために、私が実際に渡独時に日本から持ってきた持ち物をまとめてみました。
海外生活を送る上で必要だなと感じ、実家から国際郵便で送ってもらったものや一時帰国の際に買い足したものも含めての紹介です。
もくじ
ドイツ生活に役立つ持ち物
それでは、私が実際にドイツ生活を送ってみて感じた「ドイツ生活に役立つ持ち物」を紹介します。
持ち物一覧ということで少し長くなってしまうため、以下の項目別に紹介していきます。
美容品
まずは個人的に一番重要な美容品です。
また、「ドイツの硬水対策!~肌荒れや髪の傷み・乾燥にもう悩まない~」でも触れていますが、ドイツのスキンケアは一般的に以下の流れとされています。
- 拭き取り型クレンジング
- 拭き取り型化粧水
- 顔用クリームまたはオイル
そのため、日本人が使うような化粧水・乳液・美容液はドイツでは売られていません。
ドイツ式のスキンケアで問題ない人はいいのですが、私は「水で洗い流す」という過程がないとイヤなのでドイツでも日本式のスキンケアをしています。
【持ち物リスト(美容品)】
男女とも
- シャンプー
- トリートメント
- ボディソープ などなど
女性向け
- 化粧品
- 美容品
- ヘアアイロン(コテ)
- 髪用ワックス
- ヘアスプレー
- ヘアオイル など
男性向け
- ひげそり
- 髪用ワックス など
硬水対策グッズ
ドイツは硬水地域のため、日本人の肌や髪に想像以上のダメージを与えてきます。
そこで、肌・髪の傷みや感想を防ぐために硬水対策グッズを持ってくるようにしましょう。
私の硬水対策の要は軟水シャワーヘッドです。
旅行で数日海外のホテルに滞在しただけで髪はキシキシ、肌はカサカサになるので、旅行に行くたびにイオナックの軟水シャワーヘッドの効果を実感してます!
また、私が実際に行っているドイツの硬水対策についてはこちらの記事でまとめています。
電気製品
電気製品については、「駐在期間限定」と割り切って現地で購入する場合と、日本で使っていたものをそのまま持ってくる場合があると思います。
パソコン
私たちは渡独前に新しいノートパソコンを購入してきました。
特に駐在妻は1日家にいることが多くなり、日本のサービスを受けるときはオンライン上が多くなりますので、”買ってからしばらく経つな”という場合は買い替えも検討してみてください。
ちなみに日本仕様のパソコンを海外で使う場合は【対応電圧】と【プラグの形】を確認する必要があります。
アダプターが海外対応でも、電源コードが海外非対応の場合もあるので注意が必要です。
カメラ(予備のSDカード、保護シート)
最近はスマホのカメラのクオリティがとても高く、スマホでも十分キレイな写真が撮れます。
しかし、折角あちこち旅行に行くなら高性能カメラで最高の一枚を残したいですよね。
私たちは折角ヨーロッパに行くんだから!と奮発して、こちらのミラーレス一眼を出国前に購入しました。
ミラーレスのため本格的な一眼レフよりコンパクトで持ち運びもしやすく、カメラにあまり詳しくない初心者には最適です。
変圧器
日本仕様の電気製品を海外に持っていく場合、変圧器や変換プラグが必要になります。
我が家にはこちらの大容量の変圧器が1台あります。
このくらいの容量があると、コーヒーメーカー、空気清浄機、加湿器、ホットプレートなど様々な家電に使えるので1台あると便利です。
変圧器は使用器具・使用国により適切な変圧器が異なるので、使用目的・渡航国によりどの変圧器が最適か調べた上で購入するようにしましょう。
また、変圧器1つでは足りないことが多いので、旅行のときにも持ち運べるようなコンパクトタイプの変圧器も持っていると便利です。
こちらの変圧器は2000Wまで使用可能、世界各国に対応可能な変換プラグ付きのため、これ1台でほとんどの国の旅行に対応できます。
変換プラグ
ドイツのプラグはC / SEタイプです。(日本のプラグはAタイプ)
そのため、日本仕様のコンセントをドイツで使う場合は変換プラグが必要になります。
CタイプとSEタイプは丸い棒が2本と形状は似ているのですが、棒の太さがCタイプ直径4mmに対し、SEタイプは直径4.8mmとなっています。(棒の間隔幅は同じです)
太さが細い方のCタイプはC / SEどちらのコンセントの形状でも刺さりますが、SEタイプはSE用のコンセントでないと刺さりません。
旅行用であれば色々な形に対応している変換プラグが使い勝手がいいですが、自宅で使う用としてCタイプの変換プラグをいくつか持ってくるようにしましょう。
私は携帯充電器、ドライヤー、ヘアアイロンなどそれぞれに常につけっぱなしにしているので結構たくさん変換プラグを持っています。
旅行用おすすめはこちら↓
iPadまたはKindle
- パソコンが1台しかなくて取り合いになる
- 紙の本が気軽に買えないので電子書籍を利用している
など、海外生活ではiPadが1台あるとかなり重宝します。
我が家にあるのはiPadですが、【Kindleを読む・音楽を聴く・動画を見る】用途で使用する場合は、Amazonが出しているFire HD タブレットもおすすめです。
その他電気製品
その他、掃除機、加湿器、ドライヤーなどなど。
- 既にちゃんとしたものを持っている(買ったばかり)
- 現地国で探すのが面倒
- 本帰国後も使えるものを新しく買い替える
という場合は、日本で使っていたものや新しく購入したものを持ってくるようにしましょう。
ドイツの大型の家電量販店は「Media Markt (メディア マークト)」「Sturn (サターン)」などがありますが、例えば私の住むデュッセルドルフでは市内にそれぞれ2店舗づつしかありません。
日本のように「こっちにビックカメラ、あっちにヤマダ電機」など気軽に買いに行けるわけではないので家電をすべてそろえるのは結構面倒なんじゃないかと個人的には思っています。
食料品・食器・調理器具・台所用品
今はどこの国もアジアンスーパーがありある程度は日本の食材が揃いますが、住んでいる地域によっては気軽に行ける距離になかったり、値段が高くてなかなか手が出ないなど海外ならではの弊害がたくさんあります。
しかし、だからといって食材・調味料すべてを日本から持ってくるのは現実的ではないです。
食材や調味料は賞味期限もあるので、使用頻度や自分の中の優先順位を考えて持ってくるようにしましょう。
日用品・生活用品・文房具
日用品・生活用品・文房具は基本的にどこの国でも揃います。
しかし、「サイズが合わない」「性能が悪い」「お気に入りが見つからない」などの理由ですぐに必需品を揃えられなかったり、満足できなかったりする可能性も十分にあります。
そのため、他の荷物との兼ね合いもありますが、これだけは!というものは日本から一定量持ってきておくと快適な海外生活をスタートすることができると思います。
収納グッズ
日本では100均で売られているような便利な収納グッズはドイツでは気軽に手に入りません。
そのため、自分が必要だと思う収納グッズはなるべく日本から持ってくるようにしましょう。
私は以下のものについては日本でいくつか購入してきました。
簡単なものでよければすべて100均で揃います。
【持ち物リスト(収納ボックス)】
- ペン立て
- 薬BOX
- 化粧品BOX
- 収納かご
また、洋服の収納ボックスについては持ってきていなかったのでこんな感じのをドイツのIKEAで購入しました。
売られている商品で一番可愛いものを選んだので、これより可愛い柄は気軽には手に入らないと思います。
医薬品
日本からドイツへは、国際郵便で医薬品は送れません。
そのため、普段使いしている医薬品は持ってくるようにしましょう。
また、駐在期間中に妊活することを考えている場合は基礎体温計なども持ってきておくと使いたいタイミングですぐに使うことができます。
【持ち物リスト(医薬品)】
- 胃薬
- 風邪薬
- トローチ
- 酔い止め
- 整腸剤
- ニキビ用薬
- 口内炎薬
- サプリメント
- 絆創膏
- 冷えピタ
- (必要な場合)基礎体温計 など
書籍
海外では日本の書籍も気軽に手に入りません。
私の住むデュッセルドルフには日本の本屋さんもあるのですが、大体日本の3倍の値段です。
そのため、読みたい本は事前に購入して持ってくるようにしましょう。(Amazonなどで海外配送も可能ですが、送料や商品の合計金額によっては関税がかかります。)
辞書
駐在期間中に英語や現地語を学ぼうと考えていて、紙が好きな場合は紙辞書を持ってくるようにしましょう。
私はドイツ語はアプリの和独-独和辞典を使っていますが、やっぱり紙辞書とアプリではボリュームが全然異なります。
今は電子辞書もかなりクオリティが上がっていて、紙辞書に比べると持ち運びもしやすいのでガッツリ勉強する予定の場合は電子辞書もおすすめです。
参考書
参考書も電子よりは紙ベースで読んだ方が身に着くという人が多いと思います。
私はこちらの2冊をドイツ語の勉強のために日本で買って持ってきました。
こちらは「今」使える簡単なフレーズがたくさん載っています。
「日常的な挨拶」「初対面の挨拶」「重要表現」「買い物時の表現」「緊急時の表現」などケース別に丸暗記で使えるフレーズが紹介されていてコンパクトサイズで持ち運びも楽なので、旅行に行くときも便利です。
こちらは基本的な文法がとても分かりやすく説明されています。
「ドイツ語ってどんな仕組みなの?」がよく分かる書籍になっているので、本格的に勉強を始める前に読むのにおすすめの1冊です。
ガイドブック
という場合は行きたい国のガイドブックも何冊か持ってきたいですね。
私は、ドイツ・イタリア・ギリシャ・スイスなど長期で行きそうな国のガイドブックは「地球の歩き方」をそろえました。
もちろん他にもたくさん旅行をしているのですが、週末や連休を使って3~4日以内で行けそうな国はガイドブック「るるぶ」を参考にしています。
るるぶはAmazonのKindle Unlimitedで読み放題になっています。
ダウンロードしたものはオフラインでも読めるので、私は事前にダウンロードしておき旅行の最終確認として機内で読んだりしています。
2020年4月現在プライム会員対象キャンペーン(2か月で合計199円)、Kindle Unlimited再登録キャンペーン(3か月で合計299円)を同時開催中です。
衣類
数日の旅行ならそこまで服に悩むこともないですが、何年も住むとなると季節別に服を揃える必要があります。
- 在住国で気に入るデザインの服がない
- 在住国ではピッタリ合うサイズがない
など、現地で服を揃えるのが困難な場合もありますので、できれば1年分の服をそろえておきたいですよね。
私も夫のドイツ赴任が決まったときドイツに持っていく服装はかなり悩みました。
日常的な衣類
まず一番重要なのが普段の日常生活で着る衣服です。
日本にいた頃よりは外出する機会が減り、家にいる時間が多くなる人がほとんどだと思いますが、週末に外出したり近場に旅行にいったりと出掛ける機会もあると思うのである程度そろえておくと安心です。
部屋着、下着類
下着は特に海外ブランドでは日本人に合うサイズがないという場合が多いので、日本から持ってきておくと安心できます。
また、靴下、タイツ、ストッキングなども数枚持ってくるようにしましょう。
部屋着でふわふわモコモコの服を着たい!という人は、少し注意が必要です。
ドイツはかなりの硬水のため、洗濯するとすぐ傷んでしまい、手触りはごわごわになります。(ウール用洗剤でウール洗濯設定で洗っても傷みます)
そのため、ふわふわモコモコは持ってこない、駐在期間専用と割り切る(本帰国後に買い替える)などで対応するようにしてください。
ちなみに、我が家は角部屋で窓が大きいので温水ヒーター(ドイツは暖房ではなく温水ヒーターが一般的)を付けても寒い日が多いです。
そんな日は日本から持ってきたひざ掛けが大活躍なので、寒いのが心配という場合は何枚か持ってくるようにしましょう。
スーツ
駐在員はもちろんスーツを持ってくると思います。
帯同家族でも、駐在員の会社の規則やビザの問題をクリアすれば現地で働ける可能性があります。
そのため、現地での就職に挑戦してみたいと考えている場合は何着かスーツを持ってきておくと便利です。
靴
私はスニーカー2足、冬用ショートブーツ2足、夏用サンダル1足、パンプス2足を持ってきました。
パンプスは正直ほとんど履いていません。(夫の会社の人とご飯のときくらい)
スニーカーがあれば大体なんとかなりますが、冬はスニーカーだと足が凍えそうになるので冬用ブーツが1足あると便利です。
また、夏もここ2~3年のドイツは大体30℃前後の日が続き、酷いときは40℃くらいまで上がるのでスニーカーだと足の蒸れがすごいことになったりします。
そのため、サンダルも最低1足あると安心できます。
海外旅行に役立つ持ち物
海外駐在中は日本にいた頃より海外旅行に行く頻度が上がる人も多いのではないでしょうか。
旅行に行くときは、旅行に向けて新しい服を買ったり旅行グッズを揃えたりするという人も多いと思います。
しかし、海外生活では新しくグッズを揃えようと思ってもなかなかお気に入りのものが見つからなかったり、日本のオンライン通販で買おうとすると送料が結構かかってしまったりする可能性が高いですよね。
そのため、旅行グッズは一通り揃えてから渡航するのがおすすめです。
- 【大前提】の持ち物
- 海外旅行に最低限必要なもの
- 荷物に余裕がある場合に持っていきたい持ち物
この3つのカテゴリー別に紹介してるよ。
まとめ:足りないものは一時帰国時に買い足そう
どれだけ事前にしっかり持ち物リストを作成して準備をしても、
- あれ買い忘れてた!
- これも買っておけばよかった
と後から足りないものは出てきます。
買い忘れたものや足りない分については、実家から送ってもらったり、一時帰国のときに買い足すなどで対応するようにしましょう。
海外在住者は一時帰国の際、免税で買いものができるので普通に買うよりもお得に買い物をすることができます。
はじめまして。
この度、夫のドイツは赴任が決まったのですが、
現地にはウォシュレットはないと聞いています。
恥ずかしいのですが、ウォシュレットがないと具合が悪くなるので、なんとかしたいのですが…。
ウォシュレット、どうされていますか??
よろしければ教えて頂けるとうれしいです。
はじめまして、コメントありがとうございます。
旦那様がドイツ赴任されることになったんですね。私の夫もウォシュレットがないとダメな人で・・・
我が家では、日本で携帯用ウォシュレットを一つ購入してきました。こちらのタイプです↓
https://amzn.to/2RpPnYE
日本製のトイレに直接取り付けるタイプのものですと、台座プレートのボルト穴の位置が違っていたり水栓の確保が難しかったので携帯タイプにしました。携帯タイプだと旅行のときにも持って行けるので我が家では重宝しています^^最近ではドイツのAmazonやホームセンターでもトイレに直接取り付けるタイプのものが若干売られていたりするようです。私はドイツのAmazonは使っていないのと、特にタイプに拘りがなかったので手軽な日本製の携帯ウォシュレットにしたのですが。。参考になると嬉しいです。
やまえりさん、お返事ありがとうございました。
どこにコメントしたか分からなくなり、
返信が遅くなってしまい本当に申し訳ありません…。
携帯タイプのウォシュレットなんてあるのですね!
そちらだとたしかに旅行にも持っていけて便利ですね。
電圧の心配もいらないですし、お手頃ですし(^^)
どんなふうに使うのか教えていただいたサイトを覗いてみたのですが、
手が濡れたり汚れてしまったりはしないのでしょうか…。
トイレに固定されるタイプのウォシュレットはドイツのアマゾンでも販売されているようなのですが、
設置方法も謎だらけで、ハードルが高そうですね。
しかし、ウォシュレットないと帯同できないくらいのレベルなので、
よくよく考えて夫とも相談してみます。
ありがとうございました😊
こちらこそ、お返事遅くなってしまい申し訳ありません。携帯タイプのものですが、使いはじめの頃はコツが分からず戸惑うこともあったにですが、数回使ううちに角度や場所も慣れてくると思います。慣れるまでは手が濡れる可能性もゼロではないのですが(私は手が濡れたことはないのですが、夫は最初だけ手に水が跳ねたと言っていました。)、慣れていくと手が濡れることはなく、手が汚れたことは使い始めから一度もないのでそこは安心してください^^ご夫婦で相談して納得のいく解決方法が見つかることを祈ってます。