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デュッセルドルフの女性のカーニバル(木曜日)|2020年は2月20日

デュッセルドルフのカーニバル



 

初掲載日:2019年3月1日

 

ドイツでは、毎年2月~3月頃にカーニバルが行われます。

2020年は2月20日から1週間、人々は仮装して街へ繰り出します。

 

このカーニバル期間中、デュッセルドルフではいくつかの大きなイベントが開催されるのですが、実は2019年にすべてのカーニバル(パレード)に参加してきました!

この記事では、デュッセルドルフのカーニバルWeiberfastnacht(女性のカーニバル)に参加してきた様子を紹介します。

そして記事の最後ではカーニバル参加時の注意点も記載しています。

ドイツのカーニバルに参加する予定がある方は、安全性を確保しながら本場カーニバルを体験してください♪

 

【2020】Weiberfastnacht(女性のカーニバル)詳細

 

日にち:2020年2月20日

時間:11時11分

場所:デュッセルドルフ市庁舎前

参加料金:無料

アクセス:地下鉄Uバーン「Heinrich-Heine-Allee」駅から徒歩4分

参照サイト:Veranstaltungen :: Karneval in Düsseldorf

11時11分に市庁舎前へ

 

この日は、11時11分にAltweiber(Weiberは女性を指す言葉)と呼ばれる黒い衣装を着た女性達が市長から鍵を取り上げ市庁舎を占領します。

 

11:00少し前を目指して、まずは市庁舎の最寄駅「Heinrich-Heine-Allee」へ。

家の周りでは仮装してる人をほぼ見かけませんでしたが、さすが街の中心部。

ほぼ、仮装してる人しかいません!

駅を出ると目の前にはクレープやソーセージの屋台、仮面屋さんなどが軒を並べています。

 

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もちろんビールも売られてます(*‘∀‘)

さすがドイツ人。このときまだ午前11:00ですが、老若男女問わず仮装してビールを楽しんでいました。

 

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なかには明らかに社会人のような人も。

みんな有給使ってるのかな?(;・∀・)

途中で面白い仮装をしている人を見かけたのでパシャリ。

 

恐竜に乗ってる人の仮装をするドイツ人

 

恐竜に乗っているように見えます。

乗り物は様々でしたが、この形の仮装の人はよく見かけました。

流行ってるのかな~

そしてこちらがメイン会場の市庁舎です。

 

 

既に人でごった返しています。

一人で身軽(?)だったので、人混みをかき分けて中へ。

 

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そこそこいい位置がGETできました。

市庁舎前には仮設ステージも用意されています。

 

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11:11に女性が市庁舎を占領し、市庁のネクタイを切るということなのですが、それまではみんなステージの音楽を楽しみます。

そしてカウントダウンが始まり…

ネクタイを切ろうとしてるところを激写!!(分かりづらくてすみません。。)

 

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このあとは暫くステージのダンスが続くので、見るのもよし、帰るのもよしです。

私は友達と仮装してランチの予定があったのですが、少し時間があったのでステージを見ていると…

隣にいた苺の仮装をしたおばあちゃんが

あなた一人なの?

という感じに話しかけてきて(ドイツ語なので分かりません)、腕を組んで一緒に踊ってくれました(*‘∀‘)

 

11月11日のホッペディッツの目覚めのイベントのときもそうだったのですが、ドイツ人は音楽と一緒に歌いながら両側の人と腕を組んで左右に体を揺らしながら踊るんです!

もしドイツのイベントに参加して両側の人が腕を組んできたら、嫌がらずに一緒に踊ってドイツ気分を味わってみてください♪

 

市庁舎~ライン川周辺の様子

 

そして、市庁舎を後にして駅に戻ろうとすると…

午前中よりだいぶ人が増えてきていました。

こちらは旧市街からライン川へ続く道なのですが、仮装した人で溢れかえっています。

 

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この道、週末や平日の夜は賑わっていますが、普段はこのくらい↓のんびりした道なんですけどね。。

 

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また、午後に市庁舎からデュッセルドルフ アートギャラリーの方を通ってライン川まで出るルートを散歩してみたのですが、一言でいうと

カオス(/・ω・)/

でした。

 

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カオス(/・ω・)/

ですよね?

 

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とにかく、人・人・人

 

カーニバル中の街中の様子

 

14時15時にも関わらず、飲みすぎて倒れてる人、ひたすら飲んでる人、ふざけてるグループ、などなど。。。

お子さん連れでは行かない方が安全かもしれません(;・∀・)

 

カーニバル参加時の注意点

 

カーニバル参加時の注意点をいくつかお伝えします。

 

街の散策時の注意点

 

上記のカオスな写真をドイツ歴が長い人に見せたところ、

「すごいでしょ~月曜日はもっとすごいよ!」

と言われてしまいました(;・∀・)

 

小さなお子さん連れでのカーニバル参加は、時間、場所に注意してください。

 

デュッセルドルフでは、日曜日に日本人学校のあるオーバーカッセル地域で子供たちによるパレードが行われます。

日本人学校の小学校2年生のみ参加するパレードで、子供たちは仮装して列を成し、日本人学校の先生方はパレードの列からお菓子を配ってまわるそうです。

小学校2年生以外のお子さんがいる家庭でも、子供たちが仮装してパレードを見に行くという話を聞いたので、小さいお子さん連れの方は街の中心部よりこちらのカーニバルに参加してみてください♪

 

また、成人の場合でも女性2人などでの中心部への繰り出しは、お昼以降は気を付けた方がいいと感じました。

スリというよりはほぼ全員がお酒を大量に飲んでいるので、地面には割れたビール瓶が転がっていたり、私たちは酔ってふらふらの人に何度もぶつかりました(/・ω・)/

電車の中からすでに若者が大騒ぎで、大声で歌いながら電車の窓をどんどん殴っていたり・・・

恐ろしい人達というよりは、みんなカーニバルということでハジけているだけなのですが、カーニバルの雰囲気に慣れていない私たちにとっては心臓に悪かったです。

 

カーニバル初日ということもあってみんな激しくなったのかもしれませんが、注意が必要です。

そしてドイツ歴が長い人の話では、曜日に関係なく夜になるにつれて盛り上がりもどんどん増していくということだったので、カーニバルの雰囲気を味わいたい場合は遅くても14時頃までには撤退できるようなスケジュールで街を歩いてみることをおすすめします。

 

車利用時の注意点

 

普段車を利用する人でカーニバル時期に注意してほしいのが、子供たちによるお金・お菓子の要求です。

 

カーニバル中の街中の様子

 

こちらの写真の矢印部分を追ってもらえると分かると思いますが、カーニバルの1週間はこのようなカラフルな紐を持った2人組の子供が住宅街に現れます

つまり、紐で車を通せんぼするんです(;・∀・)

そして子供たちは、車が止まるとお金やお菓子を要求します。

ドイツ全域でこの習慣があるのかは不明ですが、デュッセルドルフではよくある光景だそうで。。

地元の人やドイツ歴が長い人はカーニバルの1週間は1€以下の小銭やバラまき用のお菓子をストックしておくんだとか。

 

これ、一歩間違えれば恐喝罪よね?(/・ω・)/とも思いますが、まあイベント時の一種のお楽しみということで子供も大人も楽しめてるならよしとしましょう!

 

もちろん断る権利はあります!断っても何も問題はありません。

ちょっと子供たちに付き合ってあげようかな?という気持ちがある方はバラまき用のお菓子か何かを車に常備しておくといいと思います

 

まとめ:トラブルに注意しつつイベントを楽しもう

 

カーニバルは1週間続き、日によって様々なベントが開催されます。

デュッセルドルフでも色々なイベントが開催されているので、トラブルには注意しつつイベントを楽しみましょう。

 

 

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