昨年の秋に夫婦でスペインのセゴビアを観光してきました。
この記事でわかることは以下の3つです!
- マドリードから日帰りでの行き方
- ローマ水道橋〜アルカサルの見どころ
- 観光の注意点
特に「あの時知っておけば…」ということを中心に書きますね。
セゴビアはすごく良かったので魅力が伝われば幸いです!
もくじ
セゴビアに日帰り観光!行きは電車・帰りはバス
まずセゴビアに行くにはマドリードから「電車」か「バス」の選択肢があります!
私たちは行きは電車で、帰りはバスで行くという謎の行き方をしました笑。
電車を使ったのは「バスで酔ったら観光でフルパワーが出せない!」そう思ったからです。。
バスがおすすめな理由
結論から言うと、バスのほうが楽だと思いました!
もし、もう1回セゴビアに行くなら私はバスを選びます。
比較表を作ったのでご覧ください。
バス | 電車(高速列車) | |
本数 | 約30分おき | 1日1〜2便 |
乗り換え | なし | あり |
所要時間 | 1時間20分~45分 | 45分(電車30分+バス15分) |
費用 | 片道5.05ユーロ | 片道13.9ユーロ |
乗車駅 | モンクロア(都心から近い) | チャマルティン(都心から遠い) |
※2018年時点
上の表を元に、改めて電車での日帰りをおすすめしない理由は主に3つです。
- 本数が少なすぎるので乗り遅れたら終わり
- 結局途中で電車からバスに乗り換える必要がある
- 乗車駅が都心から遠い
ということでバスの方が無難なんです!
何があるかわからない海外旅行ですから、1本で確実に目的地にたどり着けるバスを全力でおすすめします。
電車での行き方
といいつつ行きは電車で行ったので、とりあえず電車でのアクセス方法を説明します(おい笑)
セゴビア行きの高速列車は「チャマルティン駅」から出ています。
写真に赤丸で3箇所囲っています。
- 上の丸が「チャマルティン駅(Chamartin)」で電車の場所
- 左の丸が「モンクロア駅(Moncioa)」でバス停の場所
- 下の丸が「ソル駅(Sol)」でマドリード中心の繁華街
という感じ。
見てもらうとわかりますけど、マドリード中心街の「ソル駅」から高速列車が乗れる「チャマルティン駅」って結構遠いです。
私たちは午後一くらいにソル駅にいたので、地下鉄で35分くらいかかりました。。
そんなこんなでチャマルティン駅到着!
この駅には地下鉄以外に、地上を走る鉄道がたくさん発着をします。そのため駅の中は広いので迷いやすいです。
かなり早く行くことをおすすめします!
私たちは30分以上前に着いていましたが、それでも少しワタワタしてしまいました笑
事前にRenfeでインターネット予約をしていったので、該当の時間と行き先を電光掲示板で確認しました。
海外だと途中で電光掲示板の表示が、急に変わることがあるので注意しましょう。
時間になるとゲートに該当の電車が表示されたので、早めに中に入りました。
しばらくすると電車がやってきたので、乗り込みます。行き先は「LEON」との記載でした。
中は日本の新幹線みたいな感じでそこそこ快適。
田舎の風景を楽しみながら30分ほどすると「Segovia Guiomar」という駅を通るので降ります。
バスに乗り継ぎ
電車を降りると眼の前にバスが待っていてくれました。
列車の時間に合わせて動いてるっぽいですよ!
2種類行き先がありましたが、どちらに乗っても目的には行ってくれるみたいです。
そのままバスで15分ほど移動することに。金額はたしか1~2ユーロくらい。
ローマ水道橋〜アルカサル城までの旅行記inセゴビア
セゴビアの主要観光名所は
- ローマ水道橋
- カテドラル
- アルカサル城
を順番でまわることになります。道なりに進めばこの通りに行けるので安心してください。
あと所要時間について!
セゴビアの滞在時間は、ディナー込みでも4時間くらいあれば普通に回れました。
余裕を持ちたいなら5時間くらいでいいかなと思います。頑張れば3時間でも可能でしょう。
ローマ水道橋
バス停で降りると、いきなり見えますよ(なんか逆光がすごいけど)
素晴らしい光景で嫁ちゃんのテンションマックス!!
なんかね。思ってたよりすごかったです。写真で見るより大きくてかっこいいんですよね。
1985年にこのローマ水道橋とセゴビア旧市街は世界遺産に登録されたとのこと。
水道橋をくぐって下からのアングル。立派だなー。
ローマ時代の紀元1世紀に作られたというのですごいことです。
両側に階段や坂があるので登ることもできますよ。
景色がだいぶ変わるので、必ず登ることをおすすめします!
簡単な展望台みたいになっていました。インスタ映えスポットもたくさん笑
セゴビア旧市街入り口
ローマ水道橋を超えて真っ直ぐ進むと、「Cathedral(カテドラルと読む)」とか「Alcazar(アルカサルと読む)」っていう標識があるのでそれに沿っていけば迷いません。
驚くべきことにたまに日本語もありました。
そしてなんかね。すごいレトロな町並みが広がってていいんですよね〜。
お店も左右にいっぱいあります。
途中「サン・ミリャン教会」という建物を発見!
中は見ることができませんので外観だけ楽しみましょう。
Limón y Menta(リモン&メンタ )
このあたりを超えると食べ物屋さんが増えてきます。
お!これは…当然食べますよね?笑
眼の前におしゃれなケーキ屋さんがあったので、つい寄ってしまいました。
手に持っているのはテイクアウトで買った名物の「ポンチェ」。
見た目も名前もかわいい!
アーモンドとシナモンベースのお菓子です。結構砂糖の味が強く正直味は微妙でした。。
相方が食べていた普通のケーキのほうが美味しかったです。
なのでもし複数人で行くときは、それぞれ別のものを買うといいでしょう。
なかなか人気店のようです。うん、セゴビアでは一番有名なケーキ屋らしい。
お値段は2~3ユーロくらいでした。
一応中でも食べられますが、外のマヨール広場にも椅子もあるのでお好みでどうぞ。
混雑はそこまでしていませんでしたよ。
貴婦人とよばれたカテドラル
リモン&メンタの眼の前にカテドラルがあります。いわゆる大聖堂のことらしいです。
その美しさから通称「カテドラルの貴婦人」と呼ばれているらしいです。
たしかに他の教会とはなにか違う感じがします。まるでドレスを着ているような雰囲気ですね。
カテドラルの中は入ることができます。
たしか3ユーロくらい。
天井が高くてすごい!あと柱がすごい繊細な作りでおしゃれなんですよね。
これ作った人すごいわ。
今まで色々な大聖堂に行ったことがありますが、また違った雰囲気です。
アルカサルへ
アルカサルへ行く途中は味のある町並みに溢れています。
セゴビアの良いところは、観光名所だけでなく街全体の雰囲気なんですよね。
中世にタイムスリップしたような世界観が広がっています。好きですこういうの!
時間に余裕があれば路地に入ってみると面白いですよ。
さてしばらく15分くらい歩くとお城が見えてきます。
これがアルカサル(セゴビア城)です!
なかなか大きい!
青いトンガリ屋根で可愛らしい感じ。
ディズニーランドの白雪姫に出てくる城に似ていることでも有名です。たしかにそんな雰囲気がありますね。
アルカサルの中は入場できますよ。
入り口の橋を渡って中に入って左に進むと、チケット売り場が。
アルカサル料金
- 入場料:5.5ユーロ
- 塔(別料金):2.5ユーロ
登れるやつは基本登るスタンスなので、迷わず合計8ユーロ払いました。
建物を一度出て真っ直ぐ行くと、入り口があります。
1階には鎧や兜、青銅器などが展示されています。ちょっとした美術館のような作りです。
キリスト教文化とイスラム文化が合わさった内装でおしゃれ。
塔の上に登るためには狭く急な階段を登る必要があります。
「ゼーハーゼーハー」言いながら登ること数分。
頂上に到着!
セゴビアの街の全景がよく見えます。茶色をベースとしたレトロな美しい街です。
周りを見渡すと山があったりと結構田舎なんですよね。マドリードやバルセロナとは全く違った良さがあります。
私たちは行きませんでしたが、下に降りると遊歩道があり、アルカサルの全景を見ることもできますよ。
お時間と体力に余裕があればぜひ!
帰りは同じ道をたどって戻ります。
セゴビアからマドリード行きのバス
マドリードに帰るためにはバス停まで戻る必要があります。
観光地から少し離れていることもあり、正直結構迷ったのでローマ水道橋からの地図を載せておきますね!
バスステーション自体は狭く、飲み物の自動販売機があるくらいです。
バスの中は結構広く快適でした。Wi-Fiも使えますし。
1時間ちょっとでマドリードの「モンクロア(Moncioa)」という地下鉄が通っている駅につきます。
その他セゴビア観光の注意点
セゴビアはガイドブックで情報があまりないので、いくつか知っておきたかったことをお伝えします。
お土産屋さんはあまりない
セゴビアにさんはお土産があまりないので、気に入ったら即買ったほうがいいです。
相場はかなり安かったのであまり迷う必要もないかと思います。
そもそもスペイン自体物価が安めですけど、セゴビアはもっと安く感じました。
マドリードにはセゴビアの商品はほとんど売っていないので、「ほしい!」と思ったらすぐ買ったほうが後悔しないです。
治安は良い
マドリードよりかなり治安が良いと感じました。
街全体がほんわかしているので怖い感じは全くしなかったですね。
ただ警戒は忘れずに。
天気はマドリードとほぼ同じ
秋に行った体感として、暖かさはマドリードとあまり大差ありません。若干寒いくらいでした。
日本との大きな違いは、昼の直射日光が強く暑いこと。でも日陰だとそうでもありません。
また日がかなり長く、19時以降でも普通に明るかったりします。
【まとめ】セゴビア日帰り観光
セゴビアはマドリードから電車で1時間くらいで行けるおすすめの観光地です。
こじんまりとした街なので、半日くらいの日帰りで回れるのも魅力。
歩いているだけでも楽しいところなので、中世ヨーロッパの雰囲気が好きな人はぜひ訪れてみてください。
-執筆者の紹介-
西野けいすけ さん
「嫁と東京都内の結婚式場を探し回った感想を本音でつづるブログ」を運営中。プレ花嫁さんに損しないための役立つ情報を提供。現在月4.7万PV。目標は100万PV。
マドリードからセゴビアへの日帰り観光ツアーも多数用意されています。
個人で行くのは不安!という人は、ツアー利用も考えてみてください♪