(最新)ドイツの新型コロナウイルスの現状&政府の対策まとめ【4月5日更新】

ドイツのコロナウイルスの現状



初掲載日:2020年3月6日

最終更新日:2020年4月5日

 

現在、日本だけでなく世界各国でコロナウイルスの感染が拡大しています。

状況は日々変化しているため、日本の情報は日々テレビやwebニュースで流れてきますが、海外の情報は数が少ない・情報が古いなど入手が難しい状況です。

そこで4月5日現在、確認できるドイツの最新情報をまとめました。

情報は随時更新していく予定ですが、各項で情報源のURLを貼っていますので各自公式サイトより最新の情報を入手するようにしてください。

また、情報を更新するたびに古い情報は削除していく予定です。

 


ドイツの新型コロナウイルス感染者数【4月5日更新】

 

4/5 14:00(ドイツ時間)の情報です

感染者97052人/回復者26388人/死亡者1478

ノルトラインヴェストファーレン州|Nordrhein-Westfalen 20523人

バーデン・ヴュルテンベルク|Baden-Württemberg 18614人

バイエルン|Bayern 24350人

ニーダーザクセン|Ndersachsen 6009人

ベルリン|Berlin 3626人

ヘッセン|Hessen 4575人

ハンブルク|Hamburg 3019人

ラインランドプファルツ州|Rheinland-Pfalz 3847人

シュレスヴィヒ・ホルシュタイン|Schleswig-Holstein 1638人

メクレンブルクフォアポンメルン|Mecklenburg-Vorpommern 523人

ブレーメン|Bremen 394人

ブランデンブルク|Brandenburg 1404人

ザールランド|Saarland 1410人

ザクセン|Sachsen 2843人

テューリンゲン州|Thüringen 1156人

ザクセン=アンハルト州|Sachsen-Anhalt 958人

*最新情報は以下の参考サイトを参照してください。

参考:Coronavirus: Echtzeit-Karte zeigt Zahl der Infektionen in Deutschland, Europa und weltweit

 

ドイツ政府のコロナウイルス対策(感染予防等)

 

4月5日現在確認できている情報をまとめます。

 

国境管理の強化措置(その1)

 

3月15日にドイツ政府は新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、

  • オーストリア
  • スイス
  • フランス
  • ルクセンブルク
  • デンマーク

との国境で暫定的な国境管理を開始する旨を発表しています。

 

開始日時

3月16日(月)午前8時

対象箇所

オーストリア,スイス,フランス,ルクセンブルク,デンマークとのシェンゲン協定域内国境(バイエルン州,バーデン・ヴュルテンベルク州,ザールラント州,ラインラント・プファルツ州及びシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州が対象)

措置内容(出入国管理を担当する警察官による国境管理強化)

-ドイツへの出入国について「十分に合理的な理由のない者」については,当該出入国を拒否される。ただし,ドイツ国籍者及びドイツの滞在資格を有する外国籍者は再入国可能(感染の疑いの場合でも入国可)。体温測定の措置は実施されない。(終了期限は未定)

-国境を越える通勤者の出入国は可能(国境通過の必要性が存在することに関する適切な証明書類の携行が推奨される)。

-国境を越える物流は維持される。

参考サイト

【ドイツ語】https://www.bmi.bund.de/SharedDocs/pressemitteilungen/DE/2020/03/grenzschliessung-corona.html

【日本語】https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html

 

国境管理の強化措置(その2)

 

なお、3月18日にドイツ政府は

  • イタリア
  • スペイン
  • オーストリア
  • フランス
  • ルクセンブルク
  • デンマーク
  • スイス

からドイツ国内に到着する航空機・船舶について、直ちに国境管理を開始する旨発表しました。

国境管理の強化措置(その1)にイタリア・スペインが追加され、更に陸路のみでなく空路・海路を利用した移動についても管理されることになります。

 

措置内容

-イタリア、スペイン、オーストリア、フランス、ルクセンブルク、デンマーク、スイスからドイツ国内に到着する航空機についても直ちにシェンゲン協定域内国境管理を開始。(デンマークからの海上交通に対しても適用される。)

-緊急の渡航理由のない渡航者は、これらの交通ルートにおいて直ちに渡航が制限される。

-緊急の渡航理由のある渡航者及び通勤者については、国境通過の必要性について証拠の提示が求められる。

参考サイト

【ドイツ語】https://www.bmi.bund.de/SharedDocs/pressemitteilungen/DE/2020/03/corona-grenzkontrollen-see-luft.html

【日本語】https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html

 

ドイツ入国の一時的制限措置

 

3月17日、EUへの入域制限に関する欧州委員会の提案に従い、ドイツでは以下の措置が即時実施されました。

 

措置対象

EU及びシェンゲン域外からのすべての不要不急の渡航(日本を含む)

免除対象者

○EU市民,シェンゲン協定加盟国の国民及びその家族
○長期滞在資格(Aufenthaltstitel)を有する外国籍者

適用除外者

○健康管理や高齢者ケアの専門家
○国境を越える通勤者
○国境を越える物流(貨物・物資輸送)の輸送人員
○出身国または長期滞在資格が与えられた国へ帰国する乗換え旅客(トランジット)
○その他,緊急・人道的理由がある者等

実施期間

30日間(ただし延長もあり得る)

参考サイト

【英語】https://ec.europa.eu/info/sites/info/files/communication-travel-on-the-eu.pdf

【日本語】https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus180320.html

 

入国時の所在追跡・健康質問票

 

連邦保健省により、以下の地域からの入国の場合には所在追跡・健康質問票(Aussteigekarte/Public Health Passenger locator Form)の記入が義務付けられています。

  • 日本
  • 中国
  • 韓国
  • イタリア
  • イラン

ロベルト・コッホ研究所ウェブサイトには日本語版も掲載されています。

現在、ドイツでは日本への渡航制限や日本からの入国制限措置、またドイツ国内における特別な防疫措置(国境の閉鎖や都市の封鎖など)はとられていません。

しかし、状況は刻々と変化していますので常に最新の情報を入手するようにしてください。

 

感染地域・リスク地域からドイツに入国した場合

 

ドイツの感染症等の研究機関であるロベルト・コッホ研究所(RKI)は新型コロナウイルスについて感染地域やリスク地域からドイツに入国した場合の対応などを説明するリーフレットを作成し、機内等で配付しています。(以下のリンクはドイツ語/英語版)

https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Transport/Handzettel.pdf?__blob=publicationFile

*リスク地域:エジプト全土、フランス全土、イラン全土、イタリア全土、オーストリア全土、スイス(ティチーノ州、ヴォー州、ジュネーブ州)、スペイン全土、韓国(大邱広域市、慶尚北道)、米国(カリフォルニア州、ワシントン州、ニューヨーク州、ニュージャージー州)

 

なお、シュパーン連邦保健大臣は”過去14日以内にイタリア、スイスまたはオーストリアに渡航・滞在した場合は症状があるか否かに関わらず2週間自宅待機(経過観察)”するよう呼びかけています。

 

ドイツの国内措置(行動制限等)

 

3月22日にメルケル・ドイツ首相は新型コロナウイルスの更なる拡散を防止するために、連邦政府と各州政府の間で合意した新たなガイドラインを発表しました。

※4月1日、メルケル・ドイツ首相は連邦各州首相との間で電話会議を行いドイツにおける感染拡大は続いているとして以下の措置を4月19日まで延長する旨発表しました。

 

ガイドライン内容

1.同居家族等以外の他人との接触は絶対に必要な最低限とすること。

2.公共空間において他人との距離を必ず最低1.5メートル、可能であれば2メートル以上とること。

3.公共空間における滞在は単身または家族以外の1名または家族の同伴に限り認められる。

4.職場への通勤、緊急時ケア、買い物、通院、試験や会議等重要な日程、他者の支援、個人によるスポーツ、屋外での新鮮な空気を吸うための運動やその他必要な活動のための外出は引き続き認められる。

5.グループによるパーティーは公共の場所か私的な空間(住居)かを問わず許容されない。秩序局または警察が取り締まり、違反行為には罰則が適用される。

6.すべての飲食店閉鎖。(配達サービスやテイクアウトは可能)

7.美容院、美容サロン、マッサージなど身体のケアに関わるサービス業はすべて閉鎖。(医療上必要な治療は引き続き認められる。)

8.人々との接触があり得るすべての現場については、公衆衛生に関する規則を守り従業員や訪問客に対する効果的な保護措置を実施することが重要。

参考サイト

【緊急】ドイツにおける新型コロナウイルス対策(ドイツ国内の更なる防疫対策) | 在ドイツ日本国大使館

Bundesregierung | Coronavirus in Deutschland | Besprechung von Bundeskanzlerin Merkel mit den Regierungschefinnen und Regierung

 

ドイツの国内措置(イベント禁止・施設閉鎖等)

 

現在、公式なドイツ国内措置としては以下のような対策がとられています。

  • 1千万人規模のイベントの中止
  • 1千万人未満のすべての不要不急のイベントの取りやめ
  • 社会生活上の接触制限措置(3月16日発表/以下参照)

 

閉鎖される施設
○バー、ナイトクラブ、ディスコ、酒場、その他類似の施設
○劇場、オペラ座、コンサートハウス、博物館、その他類似の施設
○見本市、展示、映画館、公園、体育館、宝くじ売り場、その他類似の施設
○売春宿、その他類似の施設
○(公共、民間を問わず)スポーツ関連施設、プール、フィットネススタジオ、その他類似の施設
○アウトレットセンター、その他類似の施設
○子供の遊び場

閉鎖されない施設
○食料品・飲料品販売店
○宅配サービス
○薬局
○衛生・医療関連施設
○ガソリンスタンド
○銀行
○郵便局
○クリーニング店
○コインランドリー
○新聞販売店
○卸売店等
*これらについては当面の間、日曜日の営業禁止が停止される予定

禁止される行為
○サークル
○スポーツ施設
○レジャー施設における会合
○市民学校
○音楽学校
○その他学校以外の教育施設(公共・民間を問わない)の施設の利用
○バスによる旅行ツアー
○教会、モスク、シナゴーグ、その他の宗教施設における会合

施設別の規制
○病院等の訪問の制限(面会は1日1回1時間。ただし16歳未満の子供や呼吸器系疾患を伴う人の訪問は認められない)
○病院等、学校、幼稚園においては14日以内にロベルト・コッホ研究所が指定する国内外のリスク地域*に滞在した人物との接触禁止
○レストランやホテルはテーブル間の間隔を空け、訪問客数を抑制し、衛生上の措置を取る義務がある
○ドイツ国内における宿泊は必要な場合のみに限り、観光目的では利用できない
○レストランの営業は原則6:00~18:00

*リスク地域:中国(湖北省、武漢市を含む)、イラン全土、韓国(慶尚北道)、イタリア全土、フランス(グラン・テスト地域圏(アルザス,ロレーヌ,シャンパーニュ・アルデンヌ))、オーストリア(チロル州)、スペイン(マドリード州)、米国(カリフォルニア州、ワシントン州、ニューヨーク州)

参考サイト

Bundesregierung | Coronavirus in Deutschland | Weitere Leitlinien gegen Coronavirus

ドイツにおける新型コロナウイルス対策(ドイツ国内の防疫対策等) | 在ドイツ日本国大使館

 

ドイツの国内措置(幼稚園・学校の閉鎖)

 

以下の各州について、おおむね16日からイースター休暇明け(4月19日)まで州内の幼稚園や学校を閉鎖

学校閉鎖措置(3月14日現在)
○ベルリン州:3月17日~4月17日
○ブランデンブルク州:3月18日~4月17日
○テューリンゲン州:3月17日~4月17日
○ザクセンアンハルト州:3月16日~4月13日
○メクレンブルク・フォアポンメルン州:3月16日~4月20日
○ハンブルク州:3月16日~3月29日(延長可能性あり)
○ブレーメン州:3月16日~4月14日
○ニーダーザクセン州:3月16日~4月18日
○シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州:3月16日~4月19日
○ノルトライン・ヴェストファーレン州:3月16日~4月19日
○ラインラント・プファルツ州:3月16日~4月17日
○ザールラント州:3月16日より当面の間
○バイエルン州:3月16日~4月19日
○バーデン・ヴュルテンベルク州:3月17日~4月19日
通学義務免除措置(3月13日現在)
○ヘッセン州:3月16日~4月19日(学校自体は開校)
○ザクセン州:3月16日より当面の間

 

 

ドイツ旅行を予定していて、旅行中イベントへの参加を予定している場合は各種イベントの公式HPで最新の情報を確認するようにしてください。

なお、ドイツは連邦制をとっているため、州により法律や対応策などが異なります

州別のコロナウイルスの現状および政府の対策については以下の記事でまとめています。

 

 

感染が疑われる場合の対応について

 

ロベルト・コッホ研究所は感染が疑われる場合は、救急相談「116117」へ連絡するよう呼びかけています。

また、連邦保健省をはじめ各州保健省は相談窓口(ホットライン)を設置しています。

発熱、咳、息切れが発生した場合には

  • かかりつけ医
  • 救急相談「116117」
  • 連邦・各州保健省ホットライン

のいづれかに電話で相談し、指示に従ってください。

私は現在デュッセルドルフ在住ですが、在デュッセルドルフ日本国総領事館は、事前の電話なしで直接医師などを訪問することは感染を拡大するリスクがあるので控えるよう呼び掛けています。

 

全国共通の医療相談ダイヤル(新型コロナ・ウィルス専用ではありません)

全国共通医療相談ダイヤル  116117 (24時間対応)

*かかりつけ医に連絡がとれない場合に使用してください

 

NRW州保健省

相談ダイヤル(月~金 8:00~18:00)

0211 – 91191001

また、以下の州保健省のホームページでは州政府による最新の公式発表を確認できます。

https://www.mags.nrw/coronavirus

 

その他、州別のホットライン・ウェブサイト一覧は以下の在ドイツ日本国大使館のHPで確認してください。

https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronahotline200228.html

 

専用のホットライン等を設けている自治体もいくつかあります。

デュッセルドルフ市、ノイス郡(メアブッシュ市、ノイス市、カールスト市など)、ケルン市、ボン市については以下の在デュッセルドルフ日本国総領事館のHPで紹介されています。

https://www.dus.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Coronavirus_02.03.2020.html

 

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海外渡航予定者はたびレジに登録を

 

また、ドイツに限らず海外への渡航を予定している方は必ず「たびレジ」に登録するようにしましょう。

  • 渡航先の安全情報をメールで受信
  • 出発前から渡航先の安全情報を入手可能
  • 出国中も最新情報を受信
  • 現地でのトラブル時の支援

など、登録しておくと海外渡航に役立つサービスを受けることができます。

 

海外旅行をキャンセルする場合

 

先日、ANAおよびJALがコロナウイルス感染拡大による特別対応・追加対応を公表しました。

対象期間中は対象航空券について無料で払い戻し・日程変更が可能です。

どちらの航空会社も日本発着全便が対象となっているため、日本からヨーロッパ各国への航空券も特別対応・追加対応の対象となっております。

詳細は以下の記事でご確認ください。

 

 

ドイツの航空会社「ルフトハンザ航空」もフライトのキャンセルや減便を予定している旨発表しています。

日本直行便についてはフランクフルト・羽田便、ミュンヘン・羽田便、ミュンヘン・関空便が週3~4往復運航に減便されているほか、フランクフルト・名古屋便は全便運休が予定されています。なお実際の運航状況としては他路線も含め更なる減便が行われています。

また、3月17日より当初計画比で長距離便については10%、短距離便については20%に削減。また今後ミュンヘンからの長距離便は停止し、フランクフルトのみにする旨発表しています。

ルフトハンザ航空

https://www.lufthansa.com/de/de/fluginformationen

https://www.lufthansa.com/de/de/flugplan-und-flugstatus#/

 

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【ドイツでも混乱】食料品を中心に品薄状態

 

日本ではマスクやトイレットペーパーなど紙類の買い占めによる品薄状態が続いていますが、私の住むドイツのデュッセルドルフでは食料品を中心に買い占めが起こり、一部品薄状態となっています。

 

 

参考

在ドイツ日本国大使館

https://www.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

在デュッセルドルフ日本国総領事館

https://www.dus.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ロベルト・コッホ研究所(RKI)

https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Transport/Info_Reisende_Tab.html?nn=13490888

ドイツ連邦保健省

https://www.bundesgesundheitsministerium.de/coronavirus.html

外務省|海外安全アプリ

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

西ドイツ放送ニュースサイト

https://www1.wdr.de/nachrichten/index.html

ライニッシェ・ポスト紙オンライン版

https://rp-online.de/

 

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